ゲノム解析部門
ゲノム解析部門は、地域住民および三世代コホートによって得られるサンプルについて、ゲノムシークエンス解析に加え、トランスクリプトーム、メタボローム、プロテオームなど生体機能分子を多角的に解析する多層オミックス解析を進めます。これにより、ゲノムコホートデータベースを構築し、それをもとにゲノムの多様性と疾患の関係を調べることを目的としています。本データベースは、本機構における解析だけではなく、研究基盤として研究者コミュニティに広く提供し、国内外の研究施設と連携して、遺伝子多型と病気との因果関係を明らかにしていきます。
教授 | 小柴 生造 | 勝岡 史城 | 山本 雅之 | 木下 賢吾 |
布施 昇男 | 清水 律子 | 鈴木 教郎 | 田宮 元 | |
本橋 ほづみ | ||||
准教授 | 宇留野 晃 | 鈴木 隆史 | 鈴木 未来子 | 高山 順 |
田口 恵子 | 西 羽美 | 濱中 洋平 | 元池 育子 | |
講師 | 青木 裕一 | 小島 要 | 齋藤 さかえ | 城田 松之 |
平野 育生 | ||||
助教 | 安澤 隼人 | 井上 仁 | 大槻 晃史 | 岡村 容伸 |
川嶋 順子 | 平良 摩紀子 | 田高 周 | 七谷 圭 | |
成田 暁 | 菱沼 英史 | 日高 高徳 | 牧野 悟士 | |
助手 | 齊藤 智 | 平野 幸子 | 船山 貴光 | |
客員教授 | 清水 厚志 | 安田 純 | ||
客員准教授 | 三枝 大輔 | |||
非常勤講師 | 黒木 陽子 | 檀上 稲穂 |
小柴 生造 教授 部門長
生体分子解析分野教授。基盤情報事業部 副部長。メタボロームデータ室長。東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 教授。東京大学理学部卒業(1995年)、同大学院修了(博士(理学))。独立行政法人理化学研究所リサーチアソシエイト・研究員・上級研究員を経て、2013年4月から東北メディカル・メガバンク機構 准教授、2017年5月から現職。専門は、生化学、構造生物学。
- 血中の代謝物とゲノムとの関連性を発見 血漿メタボロームと遺伝子多型の関連解析が未来型医療実現のカギに【プレスリリース】
- 小柴教授らの論文が掲載誌Genes to Cellsにおいて2018-2019年のもっとも引用された論文となりました
- 多層オミックス解析の全体像を記した論文がGenes to Cells誌に掲載されました
- jMorpについての論文がNucleic Acids Researchに掲載されました
- 河北新報「医進伝心」小柴准教授のエッセーはこちら
- インタビュ― “「好きなことを仕事に」 とは言うけれど”
勝岡 史城 教授 副部門長
ゲノム機能解析分野教授。シークエンスデータ室長。東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 教授。静岡大学理学部卒業 (1995年)、筑波大学大学院医学研究科修了 (医学博士)、ノースウェスタン大学博士研究員、筑波大学大学院人間総合科学研究科助手・助教、東北大学大学院医学系研究科助教・准教授を経て、2012年5月から東北メディカル・メガバンク機構准教授、2020年1月より現職。専門は、生化学、分子生物学 (遺伝子発現制御)。
- 勝岡教授らが執筆した遺伝子発現制御に関する論文が国際学術誌に掲載されました
- 日本人1,070人の高精度全ゲノムデータの統合的な解析に成功、Nature Communicationsに掲載【プレスリリース】
- 河北新報「医進伝心」勝岡准教授のエッセーはこちら
- インタビュ― “どこまでも「研究者」であり続けるために”
山本 雅之 教授
東北メディカル・メガバンク機構長。医化学分野、遺伝疫学研究支援分野教授。人材育成部門長。東北大学ディスティングイッシュト プロフェッサー(2011、2015)。医学系研究科(医化学分野)教授。東北大学医学部卒業。同大学院修了(医学博士 1983年)。1983年ノースウエスタン大学博士研究員、1991年東北大学講師、1995年筑波大学教授を経て、2007年より医学系研究科教授。専門は、医化学、酸素生物学。
主な受賞
第18回つくば賞、第51回東レ科学技術賞、北米トキシコロジー学会”最先端の基礎科学賞” 2011、紫綬褒章(2012)、Oxygen Club of California and Jarrow Formulas Health Science Prize(2012)、第104回日本学士院賞(2014)、日本毒性学会特別賞(2016)、第12回 柿内三郎記念賞(2017)、Highly Cited Researchers 2018, 2019, 2020, 2021, 2022、FAOBMB Award for Research Excellence 2020、第70回河北文化賞(2021)、Lester Packer Award 2021、第27回安藤百福賞 優秀賞(2021)
- 機構長からのご挨拶はこちら
- 世界初、遺伝子ノックアウトマウス(特定遺伝子を欠失したマウス)の全数生存帰還に成功~国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」より~
- 山本雅之機構長が第27回安藤百福賞 優秀賞を受賞されました
- 著書:実験医学増刊号「ヒト疾患のデータベースとバイオバンク」羊土社 (2017/10/20)
- 山本雅之機構長に中国医科大学名誉教授の称号が授与されました
木下 賢吾 教授
東北メディカル・メガバンク機構 副機構長。生命情報システム科学分野、情報セキュリティ分野 教授。医療情報ICT部門長。基盤情報事業部長。ゲノムプラットフォーム連携センター長。東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 副センター長。情報科学研究科応用情報科学専攻長。情報科学研究科(生命情報システム科学分野)教授。京都大学理学部卒業(1994年)、同大学院修了(1999年、京都大学博士(理学))。科学技術振興事業団計算科学技術研究員、理化学研究所ゲノム科学総合研究センターリサーチアソシエイト、横浜市立大学大学院総合理学研究科助手、大阪大学蛋白質研究所産学官連携研究員・客員助教授、東京大学医科学研究所助教授・准教授を経て、2009年より東北大学情報科学研究科教授。2010年11月より東北大学加齢医学研究所・インシリコ解析分野教授を兼務する。2016年4月より副機構長に就任。
主な受賞
日本学術振興会賞(2012)
令和4年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞研究部門
- 東北メディカル・メガバンク計画参加者における 先天性代謝異常症の原因バリアントの保因者の頻度を推定【プレスリリース】
- 日本人一般住民が持つ疾患の原因遺伝子の変異の頻度がわかる?【プレスリリース】
- 異分野連携:東北大発のiPhoneアプリ「おなかナビ」を開発 ‐世界初!スマートフォンを用いた過敏性腸症候群の調査研究‐【プレスリリース】
- 木下教授のインタビュ― ”データの声に耳を澄ませて” はこちらからご覧いただけます
- jMorpについての論文がNucleic Acids Researchに掲載されました
- 河北新報「医進伝心」木下教授のエッセーはこちら
布施 昇男 教授
東北メディカル・メガバンク機構 副機構長。バイオマーカー探索分野教授。広報・企画部門長。コホート事業部 副部長。健康調査推進センター長。遺伝情報回付推進室長特別補佐。医学系研究科(バイオマーカー探索分野)教授。東北大学医学部卒業(1991年)。東北大学眼科助教、アメリカ合衆国ミシガン大学ケロッグアイセンター研究員、東北大学眼科講師・准教授を経て、2012年東北メディカル・メガバンク機構発足に際して着任、2019年4月より副機構長就任。専門は、ゲノム医科学、臨床遺伝学、眼科学。
主な受賞
2009年度 東北大学医学部奨学賞金賞、平成25年 日本眼科学会評議員会賞
- 近視の大きな成因である眼軸長に関連する新規の遺伝子座を同定 ~近視発症の病因解明へ~
- 当計画の全体像を記した論文がJMA Journal誌に掲載されました
- 河北新報「医進伝心」布施昇男副部門長のエッセーはこちら
- インタビュ― “オファーがあれば受け入れる。それがフォワードでもバックスでも”
清水 律子 教授
分子血液学分野、地域口腔健康科学分野 教授。メタゲノムデータ室長。地域支援仙台センター センター長補佐。医学系研究科(分子血液学分野)教授。東北大学動物・遺伝子実験支援センター長。慶應義塾大学医学部卒業(1988年)、慶應義塾大学病院内科研修医、自治医科大学血液内科学教室助手(医学博士 1997年)、筑波大学基礎医学系講師、ミシガン大学博士研究員、筑波大学先端学際領域研究センター講師、東北大学大学院医学系研究科教授。2015年1月東北メディカル・メガバンク機構に着任。専門は、血液学、分子生物学。
鈴木 教郎 教授
酸素医学分野 教授。東北大学未来科学技術共同研究センター(酸素代謝制御プロジェクト)教授。医学系研究科(酸素医学分野)教授。筑波大学農林学類卒業(1997年)、同大学院修了(博士(医学))。同大学研究員、JST-ERATOグループリーダー、カロリンスカ研究所Senior Lab Manager、東北大学大学院医学系研究科 講師(テニュアトラック)・准教授を経て、2022年1月から現職。専門は、生化学・分子生物学。
主な受賞
令和元年度 艮陵医学研究奨励賞
田宮 元 教授
ゲノム遺伝統計学分野 教授。GWASセンター長。名古屋大学大学院理学研究科修了(理学博士)、東海大学医学部助手、同助教授、産業技術総合研究所研究員、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部特任教授、山形大学医学部教授を経て、2013年より現職。他に、東京大学大学院医学系研究科非常勤講師、山形大学医学部非常勤講師、理化学研究所 遺伝統計学チーム チームリーダー(2017年3月~)など。専門は、人類遺伝学、遺伝統計学、ゲノム科学。
- 脂質関連遺伝子が様々な疾患発症リスクに与える影響を検証した国際共同研究が論文として発表されました
- ToMMoが参画した脂質関連遺伝子の生物学的機序解明に関する国際共同研究が論文として発表されました
- ToMMoが参画した様々な民族集団にまたがるメタGWASの研究成果がNature誌に掲載されました
- 田宮教授が共著者のAIでの前立腺がん予後予測に関する論文がNature Communications誌に掲載されました
- 全ゲノムシークエンシングデータを用いた 発症リスク予測モデリングのための手法を開発【プレスリリース】
- 著書:「ゲノム医学のための遺伝統計学 (クロスセクショナル統計シリーズ 3) 」共立出版 (2015/3/24)
本橋 ほづみ 教授
遺伝子発現制御分野教授。東北大学教育研究評議会評議員。加齢医学研究所副所長。加齢医学研究所・加齢制御研究部門・遺伝子発現制御分野教授。東北大学医学部卒業(1990年)、同大学院医学研究科修了(博士(医学))、筑波大学先端学際領域研究センター助手、ノースウェスタン大学Visiting Scholar、筑波大学基礎医学系講師、同助教授、東北大学大学院医学系研究科助教授、准教授を経て、2013年4月から加齢医学研究所 教授。同年8月より東北メディカル・メガバンク機構現職を兼務。 専門は、生化学・分子生物学。
主な受賞
平成25年 第8回柿内三郎記念賞(日本生化学会)、Highly Cited Researchers 2021
宇留野 晃 准教授
バイオマーカー探索分野 准教授。健康調査推進センター 副センター長。地域支援仙台センター長。医学系研究科(医化学分野)准教授。東北大学医学部医学科卒業(1998年)、同大学院医学系研究科博士課程修了(博士(医学))。東北大学病院医員、日本学術振興会特別研究員(PD)、東北大学大学院医学系研究科助教・講師を経て、2017年4月より東北メディカル・メガバンク機構 講師、2017年10月より現職。専門は、生化学、代謝学、内分泌学、内科学。日本内科学会 総合専門医。
主な受賞
平成29年日本生化学会東北支部奨励賞、平成29年度医学部奨学賞 金賞
- 転写因子Nrf2による糖尿病性腎臓障害の保護作用〜ストレス応答性転写因子Nrf2と糖尿病性腎臓病〜【プレスリリース】
- ストレス対応で宇宙環境に身体をアジャスト! 〜ストレス応答性転写因子Nrf2の宇宙における脂質代謝調節〜【プレスリリース】
- Nrf2活性化によるアルツハイマー病改善作用の解明【プレスリリース】
鈴木 隆史 准教授
医化学分野 准教授。医学系研究科(ラジオアイソトープセンター)准教授。筑波大学第二学群生物学類卒業(2001年)、同大学院修了(医学博士)。科学技術振興機構研究員兼技術参事、東北大学大学院助教を経て、2016年4月より東北メディカル・メガバンク機構講師、2022年4月から現職。専門は、生化学。
主な受賞
鈴木 未来子 准教授
分子血液学分野 准教授。東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 准教授。医学系研究科(医化学分野)准教授。立教大学理学部卒業(2002年)、筑波大学大学院修了。博士(医学)。東北大学大学院医学系研究科助教、講師を経て、2020年より東北大学医学系研究科ラジオアイソトープセンター准教授、2022年6月よりToMMo現職を兼務。専門は、分子生物学、血液学。
高山 順 准教授
ゲノム遺伝統計学分野 准教授。創生応用医学研究センター 准教授。東京大学理学部卒業(2004年)、同大学院修了(博士(理学))。理化学研究所特別研究員・研究員、2018年4月から東北メディカル・メガバンク機構助教、講師を経て、2021年1月より現職。専門は遺伝学。
主な受賞
- 脂質関連遺伝子が様々な疾患発症リスクに与える影響を検証した国際共同研究が論文として発表されました
- ToMMoが参画した脂質関連遺伝子の生物学的機序解明に関する国際共同研究が論文として発表されました
- 日本人基準ゲノム配列初版JG1の構築についての論文がNature Communications誌に掲載されました
- 「日本人基準ゲノム配列」初版JG1の公開~日本人のゲノム解析がこれまでよりも精密かつ正確に~
田口 恵子 准教授
医化学分野 准教授。シークエンスデータ室 副室長。医学系研究科(医化学分野)准教授。東京理科大学理工学部卒業(2000年)、筑波大学大学院修了(修士(環境科学)・博士(医学))。科学技術振興機構研究員、東北大学大学院助教・講師、2020年4月から現職。専門は、生化学。
西 羽美 准教授
生命情報システム科学分野 准教授。東北大学大学院情報科学研究科 准教授(生命情報システム科学分野)。東京工業大学生命理工学部卒業(2004年)、同大学院修了(博士(理学))。名古屋大学研究員、米国国立衛生研究所博士研究員、横浜市立大学特任助教、日本学術振興会特別研究員(PD)、東北大学大学院情報科学研究科助教を経て現職。2021年5月より東北メディカル・メガバンク機構を兼務。専門は、計算生物学、構造生命情報科学(バイオインフォマティクス)。
濱中 洋平 准教授
バイオマーカー探索分野 准教授。匿名化管理室長。遺伝情報回付推進室 副室長。地域支援大崎センター長。香川大学医学部卒業(2002年)。聖路加国際病院外科を経て、東北大学大学院医学系研究科博士課程修了(博士(医学))。東北大学病院等で乳癌診療に従事。2017年2月から東北メディカル・メガバンク機構助教(TCF)、講師を経て、2022年4月から現職。専門は、腫瘍学。日本外科学会外科専門医、日本乳癌学会乳腺専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医。
- BRCA1/BRCA2を対象とした遺伝情報回付パイロット研究についての論文が掲載されました
- 第29回日本乳癌学会学術総会の優秀演題に濱中洋平講師が選出
- 第31回黒川利雄がん研究基金に小原准教授と濱中講師が採択されました
元池 育子 准教授
生命情報システム科学分野 准教授。基盤情報データ室長。ゲノムプラットフォーム連携センター 副センター長。バイオバンク利活用・産学連携推進センター 情報利活用担当。情報科学研究科(生命情報システム科学分野)准教授。名古屋大学理学部卒業(1996年)、名古屋大学大学院人間情報学研究科博士課程前期修了、京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了(理学博士)。日本学術振興会特別研究員(PD)、公立はこだて未来大学助手/助教、科学技術振興機構 さきがけ専任研究者、京都大学物質—細胞統合システム拠点 特任研究員、東北大学情報科学研究科 プロジェクト特任助教、東北メディカル・メガバンク機構 助教、講師、特任准教授を経て、2017年4月から現職。専門は、生命システム情報科学、生物物理学、非線形科学。
- 呼吸器疾患に関連する遺伝子座を同定~慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息の病因解明へ~【プレスリリース】
- 複数種類の次世代型シークエンサーの組み合わせによる一塩基置換の読み取りの精度向上についての論文を発表しました。
青木 裕一 講師
生命情報システム科学分野 講師。東北大学工学部 化学・バイオ工学科卒業(2009年)、東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻修了(工学博士)。東北大学大学院情報科学研究科博士研究員、2017年1月より東北メディカル・メガバンク機構助教を経て、2022年4月から現職。専門は、生命情報システム科学、ゲノム科学、植物科学、生化学、分子生物学。
- 未知の化合物の探索と活用 ~システム生物学のミッシングリンク、「メタボロームデータ」の整備~【プレスリリース】
- ベニバナの赤色色素の謎解明に大きな進展 – カルタミンの生合成酵素を同定 -【プレスリリース】
- 青木裕一助教が貢献した研究成果がNature Communicationsに掲載されました
小島 要 講師
生命情報システム科学分野 講師。東京工業大学工学部情報工学科卒業(2005年)、東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻修了(情報理工学博士)を経て、東北メディカル・メガバンク機構 助教、2017年4月より現職。専門は、バイオインフォマティクス、数理統計学。
- 呼吸器疾患に関連する遺伝子座を同定~慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息の病因解明へ~【プレスリリース】
- アレルギー疾患に関わる遺伝子変異の新発見 – 震災復興プロジェクト住民コホート研究からの新知見-【プレスリリース】
- 潜在的なシミをデジタル写真で計測する新手法 -人工知能で肌の紫外線写真を生成して色素斑を計測 -【プレスリリース】
- 河北新報「医進伝心」小島要講師のエッセーはこちら
齋藤 さかえ 講師
分子血液学分野 講師。メタゲノムデータ室 副室長。東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 講師。弘前大学理学部卒業(1997年)、奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科修士課程修了、同大学客員助手として在職中に大阪大学にて学位取得(理学博士)、公益財団法人がん研究会がん化学療法センター研究員、京都大学医学研究科研究員を経て、2013年4月から現職。専門は、分子生物学。
城田 松之 講師
生命情報システム科学分野 講師。東北大学大学院医学系研究科附属創生応用医学研究センター 講師。東京大学医学部卒業(2004年)、臨床研修医、東京大学大学院修了(博士(生命科学))、同大学博士研究員、東北大学大学院情報科学研究科博士研究員・助教、同大学大学院医学系研究科助教・講師。2012年発足時より東北メディカル・メガバンク機構助教を経て、2018年10月から現職。専門は、バイオインフォマティクス。
平野 育生 講師
分子血液学分野 講師。医学系研究科(分子血液学分野)助教。北里大学理学部卒業(2002年)、筑波大学大学院人間総合科学研究科修了(2009年、修士(医科学))、 東北大学大学院医学系研究科修了(2013年、博士(医学))、東北大学大学院医学系研究科助教(2013年4月~)、2017年1月から現職。専門は分子生物学、生化学、血液学。
安澤 隼人 助教
生命情報システム科学分野 助教。東北大学工学部卒業(2015年)、東北大学大学院情報科学研究科修了(博士(情報科学))、2022年4月から現職。専門は、生命情報科学。
井上 仁 助教
生体分子解析分野 助教。東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 助教。日本大学生物資源科学部卒業 (2002年)、横浜市立大学大学院総合理学研究科修了 (2007年、博士 (理学))。理化学研究所・特別研究員、首都大学東京・特任研究員を経て、2016年10月から現職。専門は、生化学、構造生物学。
大槻 晃史 助教
医化学分野 助教。地域支援多賀城センター 副センター長。東北大学歯学部卒業(2011年)。東北大学病院歯科臨床研修医、日本学術振興会特別研究員、東北大学大学院修了(博士(医学))。東北医科薬科大学医学部助教を経て、2017年4月から現職。専門は、生化学、分子生物学。
主な受賞
- 長鎖リードシークエンサーによる ゲノム構造多型の解析・公開 長い情報を読んで初めてわかるゲノムの正体【プレスリリース】
- 長鎖リードシークエンサーを用いた遺伝子発現解析に関する論文を発表しました
- 勝岡准教授らが執筆した酸化ストレス応答の遺伝子発現制御に関する論文が国際学術誌に掲載されました
岡村 容伸 助教
生命情報システム科学分野 助教。基盤情報データ室 副室長。東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 助教。 東北大学工学部卒業(2011年)、同大学院情報科学研究科修了(博士(情報科学))。民間企業勤務を経て、2018年4月から現職。専門は生命情報科学。
川嶋 順子 助教
医化学分野 助教。地域支援岩沼センター 副センター長。地域支援白石センター 副センター長。東北大学歯学部卒業(2007年)、同大学院修了(歯学博士)。東北大学病院歯周病科医員(歯科インプラントセンター兼任)、東北大学大学院歯学研究科助教を経て、2014年8月から現職。専門は、歯周病学、口腔微生物学、口腔生化学。日本歯科保存学会歯科保存治療認定医。日本障害者歯科学会認定医。
- ToMMoの川嶋助教が歯科検診と検体収集を担当した論文が発表されました
- 川嶋助教らが執筆したビフィドバクテリウム菌のう蝕誘発機能についての論文が国際学術誌に掲載されました
- 河北新報「医進伝心」川嶋順子助教のエッセーはこちら
平良 摩紀子 助教
バイオマーカー探索分野助教。地域支援仙台センター 副センター長。脳画像調査室 副室長。東北大学大学院医学系研究科・東北大学病院兼務。香川大学医学部卒業(2003年)、東京大学大学院修了(医学博士)。順天堂大学脳神経内科、東京大学脳神経内科、理化学研究所特別研究員を経て、2018年4月より現職。専門は神経遺伝統計学、脳神経内科学。日本内科学会内科認定医、日本神経学会神経専門医・指導医、日本認知症学会認知症専門医・指導医、宮城県難病指定医、日本医師会認定産業医。
主な受賞
米国アルツハイマー協会国際研究助成プログラム(米国アルツハイマー協会臨床研究者フェローシップ(AACSF-D))
田高 周 助教
生命情報システム科学分野 助教。東北大学工学部卒業(2012年)、東北大学大学院情報科学研究科修了(博士(情報科学))。2017年4月から現職。専門は情報科学、バイオインフォマティクス。
七谷 圭 助教
生体分子解析分野 助教。東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 助教。東北大学農学部卒業(2003年)、東北大学大学院農学研究科修了(博士(農学))。米国ジョンズホプキンス大学医学部博士研究員、東北大学大学院工学研究科助教、同大学大学院農学研究科助教、同大学大学院農学研究科特任助教を経て、2021年4月から現職。専門は、生化学、構造生物学。
成田 暁 助教
ゲノム遺伝統計学分野 助教。医学系研究科(個別化予防・疫学分野)助教。京都大学農学部卒業(1999年)、同大学院修了(農学博士)。東京大学医科学研究所JST研究員、東海大学医学部JST研究員・特任助教、株式会社スタージェン勤務を経て、2015年5月から現職。専門は、遺伝疫学、量的遺伝学、生物統計学。
主な受賞
日本公衆衛生学会総会口演賞(2016)
- 脂質関連遺伝子が様々な疾患発症リスクに与える影響を検証した国際共同研究が論文として発表されました
- ToMMoが参画した脂質関連遺伝子の生物学的機序解明に関する国際共同研究が論文として発表されました
- ToMMoが参画した様々な民族集団にまたがるメタGWASの研究成果がNature誌に掲載されました
- 山口由美講師と成田暁助教が執筆に参加した『ヒトゲノム事典』が出版されました
菱沼 英史 助教
生体分子解析分野 助教。メタボロームデータ室 副室長。東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 助教。東北医科薬科大学薬学部卒業(2014年)、東北大学大学院薬学研究科修了(博士(薬学))。2018年4月から現職。専門は、ゲノム薬理学、薬物代謝学。
主な受賞
Biocrates publishing awards Editor’s Choice Award(2022)
- 5-FU系抗がん剤の重篤副作用発現に影響する 薬物代謝酵素の日本人集団における遺伝的特性を解明
- 核酸クロマトグラフィーストリップを利用して医薬品の効果や副作用に関連する遺伝子多型を簡易迅速検出する方法の開発に成功しました
日高 高徳 助教
ゲノム機能解析分野 助教。地域支援仙台センター 副センター長。東北大学医学部卒業 (2008年)、同大学院修了(医学博士)、東北大学医員を経て、2022年4月から現職。専門は皮膚科学。
牧野 悟士 助教
ゲノム遺伝統計学分野 助教。医学系研究科助教。信州大学理学部卒業(1992年)、同大学院修士課程修了。徳島大学大学院にて博士号(医学)取得。滋賀医科大学分子科学研究センター特任助教、山形大学医学部助教を経て、2013年8月から東北メディカル・メガバンク機構 研究支援者、2017年8月より現職。専門はゲノム科学。
齊藤 智 助手
生命情報システム科学分野 助手。図書館情報大学図書館情報学部卒業(1996年)、同大学院図書館情報学専攻科博士課程前期修了。IT関連企業を経て、2012年東北メディカル・メガバンク機構 技術補佐員、2015年10月から現職。専門は、ITインフラ、図書館情報学。
平野 幸子 助手
生命情報システム科学分野 助手。2017年8月より現職。
船山 貴光 助手
ゲノム遺伝統計学分野 助手。東海大学理学部卒業(2013年)、同大学院理学研究科修士課程修了、同大学院総合理工学研究科博士課程満期退学。2018年4月より現職。専門は、計算機統計学。
清水 厚志 客員教授
客員教授。青山学院大学理工学部化学科卒業(1994年)、同大学院修了(1999年、青山学院大学博士(理学))、慶應義塾大学医学部研究員、特別研究助手、助手、助教、専任講師、准教授を経て、2013年より岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構生体情報解析部門・部門長代理・特命教授に着任。同部門長(2018年)、副機構長(2019年)、2020年より、岩手医科大学医歯薬総合研究所生体情報解析部門教授に任用換。2013年より慶應義塾大学医学部生理学教室訪問教授、2018年より国立遺伝学研究所 DDBJ 特任教授、2019年より慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室特任教授を兼務、2020年5月より東北大学東北メディカル・メガバンク機構客員教授を兼務。専門は、ゲノム医学、バイオインフォマティクス。
安田 純 客員教授
客員教授。宮城県立がんセンター研究所発がん制御研究部 部長、宮城県立がんセンター病院がんゲノム医療センター センター長。東北大学医学部卒業(1989年)、脳神経外科学教室に入局。 1995年より国立がんセンター研究所研究員、理化学研究所オミックス基盤研究領域チームリーダーを、東北メディカル・メガバンク機構 准教授、教授を経て、2018年4月より現職。専門は、分子腫瘍学、生化学、分子遺伝学。
- 遺伝性腫瘍症候群の責任遺伝子の遺伝的多様体についての研究論文がPLOS One誌に掲載
- 日本人集団の遺伝的な類縁性を確認する論文が掲載されました
- 日本人の基準ゲノム配列(JRG)を公開【プレスリリース】
- 日本人1,070人の高精度全ゲノムデータの統合的な解析に成功、Nature Communicationsに掲載【プレスリリース】
- 河北新報「医進伝心」安田純教授のエッセーはこちら
三枝 大輔 客員准教授
客員准教授。星薬科大学薬学部卒業(2006年)。東北大学大学院薬学研究科修士過程修了後、博士課程中退し、同大学院薬学研究科助手。同大学薬学研究科にて博士号(薬学博士)取得、助教を経て、2013年4月から東北メディカル・メガバンク機構 助教、講師、2021年10月より現職。専門は、分析化学。
- ヒト肺がん細胞の多層オミックス解析からNrf2活性に関連する新たな診断マーカー候補分子を同定:国際学術誌 Cancer Science 誌に掲載
- 三枝講師らが執筆した質量分析イメージング法の検出感度を向上するツールについての論文が発表されました
- SGLT阻害薬による腸腎連関を介した尿毒素の減少効果に関する論文がAmerican Journal of Physiology-Renal Physiology誌に掲載されました
- 第62回質量分析総合討論会ベストプレゼンテーション賞(平成26年5月)
- 河北新報「医進伝心」三枝大輔講師のエッセーはこちら
黒木 陽子 非常勤講師
非常勤講師。東京医科歯科大学医学部保健学科卒業(1995年)、東京大学大学院修了(保健学博士)。科学技術振興事業団戦略的基礎研究CREST研究員、独立行政法人理化学研究所リサーチアソシエイト、研究員を経て、2013年10月より東北メディカル・メガバンク機構 准教授。 2015年6月、国立研究開発法人 国立成育医療研究センター ゲノム医療研究部・成育疾患ゲノム研究室長 就任に伴い現職。専門は、ゲノム科学、分子生物学、人類遺伝学。
檀上 稲穂 非常勤講師
非常勤講師。埼玉大学理学部卒業(1985年)、総合研究大学院大学生命科学研究科修了(理学博士)。Max-Planck Institute of Psychiatry Post-Doctoral Fellow、国立がんセンター疾病ゲノムセンター任期制研究員、理化学研究所バイオリソースセンター任期制研究員、2013年4月より東北メディカル・メガバンク機構 講師、准教授を経て、2021年4月より現職。専門は、分子生物学、生化学、ゲノム科学。