人材育成部門
東北メディカル・メガバンク事業では、本事業を通じて医療系の知識・技術を身につけ、地域の保健・医療を支え推進する方たちを多く養成いたします。今後一人ひとりの体質・生活習慣にあわせた医療が展開されるようになると考えられています。そのような医療を実現するために、検体・医療情報収集に当たるゲノム・メディカルリサーチコーディネーター(GMRC)や、収集した情報を管理するデータマネージャーなどの研究支援者、そして遺伝子情報を扱う場合には、遺伝カウンセラーやバイオインフォマティシャン、さらに新しい医療についてはサイエンスコミュニケーターによって正しく説明し、広く理解していただくことも大切です。人材育成部門が主体となって、これらの医療系職種養成の場を提供し、地域の方たちとともに東北メディカル・メガバンク事業を推進したいと考えています。
教授 | 山本 雅之 | |
准教授 | 櫻井 美佳 | |
客員教授 | 川目 裕 | 鈴木 洋一 |
山本 雅之 教授 部門長
櫻井 美佳 准教授 副部門長
遺伝疫学研究支援分野 准教授。人材育成室長。アレイデータ室長。日本橋分室長。GWASセンター 副センター長。東京理科大学基礎工学部卒業(1997年)、東京大学大学院修了(医学博士)。国立がんセンター研究所リサーチレジデント、フランス キュリー研究所ポストドクトラルフェロー、東京大学医科学研究所助教を経て、2013年9月から東北メディカル・メガバンク機構 助教、講師、2018年3月より現職。専門は、分子生物学、細胞生物学。
川目 裕 客員教授
客員教授。東京慈恵会医科大学医学部卒業(1986年)、同大学院修了(1992年、博士(医学))。ワシントン大学遺伝医学講座・シアトル小児病院遺伝科シニア・フェロー(1992年から1995年)。帰国後、東京慈恵会医科大学医学部小児科助手、都立北療育医療センター医員、医長を経て、信州大学医学部附属病院遺伝子診療部助手、信州大学医学部社会予防医学講座助教授、2002年より長野県立こども病院総合周産期母子医療センター遺伝科部長、2009年よりお茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻遺伝カウンセリングコース教授を経て、2013年から東北メディカル・メガバンク機構教授、東北大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程遺伝カウンセリングコース代表・教授、2021年4月より現職。専門は、小児臨床遺伝学、Dysmorphology、遺伝カウンセリング。臨床遺伝専門医(1995年~)、臨床遺伝専門医制度指導医(1996年~)。
- 遺伝情報の結果の返却に関する論文を発表しました
- 川目裕教授のインタビュ―”「寄り添う者、遺伝カウンセラー」を育てるということ”はこちらからご覧いただけます
- 河北新報「医進伝心」川目裕教授のエッセーはこちら
鈴木 洋一 客員教授
客員教授。上尾中央総合病院臨床遺伝科 科長、同病院小児科 診療顧問。東北大学大学院医学系研究科小児科学修了。東北大学大学院医学系研究科遺伝病学分野助手、インディアナ大学医学部ポストドクトラルフェロー、東北大学大学院遺伝病学分野講師、千葉大学大学院公衆衛生学准教授を経て、2012年9月から東北メディカル・メガバンク機構教授、2017年7月より現職。専門は、遺伝疫学、臨床遺伝学。
主な受賞
日本先天代謝異常学会奨励賞(平成6年度)