ご挨拶

2026年4月から、東北メディカル・メガバンク機構長を拝命しました。10余年に及ぶ山本雅之前機構長の強力なリーダーシップのもと、東北メディカル・メガバンク機構は、世界有数の15万人規模のコホート調査と複合バイオバンクの構築、10万人を超える全ゲノム解析データの公開など、多くの成果を世に問うてきました。この成果を基盤に、今後は更に、多くの方々との協力関係を発展させて、新しい価値を創っていきたいと思います。構築したバイオバンクは共同研究を合わせると500を超える利活用を得ていますが、まだまだ更に何倍にも何十倍にも価値を拡大し発展できる可能性を秘めています。多くの方々との協力関係を更に拡大・発展させ、臨床の研究者によって各疾患に関係する成果を生み、多様な疾患の治療、予防、健康への貢献につながる社会実装へとつなげていきます。産業界も同様です。製薬企業の方々と始めた協力関係を、それ自体を深化させると共に、違う領域にも拡大していきます。これらを通じて、臨床現場そのものにも成果を還元していき、患者・市民の方々に貢献していくことも推進します。そして何よりも、この壮大な事業に協力しくれた、参加者と地域の方々に、成果を返していかないといけないと強く思っています。そしてそれら全てもまた、多くの方々と共に進めるべきことです。あらゆる領域、場所、機関の方々と共に、新たな価値を創るために。
共創するバイオバンクへ向けて、どうか皆様のご協力をお願い申し上げます。

東北メディカル・メガバンク機構 機構長 張替秀郎