アレイ解析室

アレイ解析室は、東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査により収集された生体試料からジャポニカアレイ®を用いてゲノムデータを取得し、ゲノム解析のための基盤を構築する役割を担っています。
東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)では、上記コホート調査の協力者のみなさまから提供していただいた血液などの生体試料のうち数千人分について次世代シークエンサーによる全ゲノム解析を実施し、「日本人ヒト全ゲノム解析に基づく高精度の住民ゲノム参照パネル」を構築してきました。(2018年6月現在、最新版は約3.5千人分による3.5KJPNv2)パネルを構成する日本人の一塩基多型(Single Nucleotide Variants; SNVs)の総数は数千万個規模で、このSNVデータに基づき日本人ゲノムの解析用ツールとしてジャポニカアレイ®が開発されました。ジャポニカアレイ®は完全カスタム・メードのマイクロアレイで日本人に特有の約66万SNVを搭載しており、効率よくハイスループットで日本人ゲノムを解析することができます。さらに、ジャポニカアレイ®で取得したSNVデータから、上記の全ゲノムリファレンスパネルを参照したインピューテーション技術により全ゲノムの塩基配列解析に匹敵する遺伝型情報を推定できることが最大の特徴です。アレイ解析室は、ジャポニカアレイ®を用いた全ゲノム解読データを蓄積することで個別化医療の実現に貢献します。

櫻井 美佳 准教授 室長
田宮 元 教授 副室長

 

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