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2025.06.13
フォン・ヴィレブランド病(VWD)に関連する遺伝子変異があっても出血しやすいとは限らない
フォン・ヴィレブランド病(VWD)は血が止まりにくくなる先天性の病気です。原因となる遺伝子変異があっても必ずしも発症するわけではなく、人によって症状に大きな差があることが東京医科大学との共同研究で分かりました。 VWDは遺伝性出血疾患のひとつで日本では2021年時点で約1,500人が診断されています。この数は諸外国と比[...]
2025.06.12
三世代7人家族158組のDNAメチル化情報の公開【プレスリリース】
発表のポイント ・ 三世代にわたる日本人家系158組の高品質なDNAメチル化データセットを構築し、家系員ごとの平均値とばらつきをマルチオミックスデータベース(iMETHYL)に公開しました。 ・ 本データは東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査によって得られたもので、児を中心にみた父母・祖父母の7人(ヘプタフ[...]
2025.06.10
心血管健康の悪化と社会的孤立が重なると様々な産科合併症のリスクが増加する可能性─ 三世代コホート調査1万4,900例で実証
妊婦の心血管健康(CVH)状態と社会的孤立の有無が相乗的に関連し、妊娠高血圧腎症や早産などの「不良な妊娠転帰(Adverse Pregnancy Outcomes: APOs)」のリスクを高める─東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査に参加された14,930名を対象とした大規模解析が、国際科学誌 Scient[...]
2025.06.05
乳幼児期のRSウイルス感染とその後の喘鳴発症との関連に関する論文が掲載
東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査のデータを使用し、乳幼児期のRSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)感染、非RSウイルス感染、呼吸器関連疾患による入院とその後の喘鳴発症との関連を検討した論文が国際科学誌Pediatrics International誌に掲載されました。 こ[...]
2025.06.04
食物摂取頻度調査票(FFQ)における栄養素摂取量の妥当性・再現性の検証に関する論文が掲載
食物摂取頻度調査票(FFQ)における栄養素摂取量の妥当性・再現性の検証に関する論文がAsia Pacific Journal of Clinical Nutrition誌に掲載されました。 東北メディカル・メガバンク(TMM)計画では、コホート調査で食物摂取頻度調査票(Food Frequency Questionna[...]
2025.05.29
小暮 真奈 講師が日本循環器病予防学会YIA最優秀賞を受賞しました
2025年5月24日~5月25日に佐賀大学医学部で開催された第61回日本循環器病予防学会学術集会において、予防医学・疫学部門の小暮 真奈講師がYoung Investigator’s Award 最優秀賞(第15回日本循環器病予防学会予防医学賞)を受賞しました。この賞はYoung Investigator’[...]
2025.05.20
血中代謝物濃度のGWASと代謝ネットワークシミュレーション比較の論文が掲載
メタボロームGWAS(MGWAS)の結果と代謝ネットワークシミュレーションを比較した研究論文が、Scientific Reports誌に掲載されました。本研究では、MGWASで見出された遺伝子と代謝物濃度の相関が、代謝ネットワークシミュレーションによりある程度説明が可能であることを示しました。これにより、MGWASの解[...]
2025.05.19
潰瘍性大腸炎の発症は血液検査で数年前から予測可能 ―日本人約8万人のコホートを対象に初めて実証―【プレスリリース】
発表のポイント ・ 潰瘍性大腸炎を発症する前の血液や生活情報を解析し、潰瘍性大腸炎の発症のリスク因子となるものを検討しました。 ・ 血中自己抗体である抗EPCR抗体と抗インテグリンαvβ6抗体が潰瘍性大腸炎発症の約5年前に上昇していることを、日本人を対象とした研究で初めて示しました。 ・ 生活習慣の解析では「不眠」が発[...]
2025.05.15
3万人の目を検査してわかった、眼圧と遺伝子の意外な関係 緑内障リスクを遺伝子で予測する時代が来る?
日本人の目の健康に関わる遺伝子が明らかに――。ToMMoによる最新の研究で、眼圧(目の中の圧力)に影響する遺伝子が多数見つかりました。緑内障の早期発見や予防にもつながるかもしれない、注目の成果とは? なぜ「眼圧」と「遺伝子」に注目したか? 眼圧は特に緑内障などの重大な目の病気と関係しています。眼圧値は、遺伝的な要因があ[...]
2025.05.12
変形性関節症の遺伝因子の解明を目的とした国際共同研究の論文が掲載
東北メディカル・メガバンク機構も参画する国際共同研究コンソーシアムは、変形性関節症の遺伝因子の解明を目的として、GWAS※(ゲノムワイド関連解析)を中心とした大規模な解析を実施し、その成果が英国科学誌Natureに掲載されました。 変形性関節症は、膝や股関節などの軟骨がすり減って、関節の炎症や変形を引き起こす疾患です。[...]