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2026.11.02
酸化ストレス応答を調節する分子の構造変化を捉える ―クライオ電子顕微鏡でKeap1の柔軟性に迫る―【プレスリリース】
発表のポイント ・ クライオ電子顕微鏡を用いて、酸化ストレスから体を守る働きを担うNrf2と、その働きを調節するKeap1という2つのタンパク質の関係に着目し、Keap1タンパク質の多彩な構造変化を定量的に評価しました。 ・ その結果、Nrf2がKeap1に結合すると、Keap1の2つの結合部位が近づき、両者の結合を妨[...]
2026.10.29
ToMMoが参画した認知症に関する国際メタGWASの研究成果がNature誌に掲載されました
当機構の小嶋 崇史 非常勤講師、成田 暁 非常勤講師(研究当時 助教)、田宮 元 教授らが参画する国際研究グループは、多様な民族集団を対象とした認知症の大規模なゲノムワイド関連解析(GWAS※1)を実施し、その研究成果が国際科学誌Natureに掲載されました。 Psychiatric Genomics Consorti[...]
2026.10.22
アトピー性皮膚炎の診断の定義の違いが遺伝子解析の結果に影響することを示唆
東北大学アトピー性皮膚炎研究ネットワーク(アトピー性皮膚炎の病態解明を目指す宮城皮膚科専門医の会)と東北メディカル・メガバンク機構の研究グループは、アトピー性皮膚炎の診断の定義の違いが、遺伝子解析、特にゲノムワイド関連解析で得られる遺伝的関連の結果に影響する可能性を示しました。本成果は国際科学誌「Journal of [...]
2026.10.20
出生時の体重と学童期の血圧との関連についての研究成果が掲載
母親の妊娠中や出生時の要因と子どもの成長後の血圧との関連を検討した研究論文が、学術誌The Journal of Clinical Hypertensionに掲載されました。 子どもの頃の血圧高値は、成人後の心血管疾患による死亡と関連することが知られています。一方、日本では、母親の妊娠中の状態や出生時の要因と、子どもの[...]
2026.10.14
介護時間と高血圧有病に関する論文が掲載
介護時間と高血圧有病に関する論文がこの度、国際科学誌Hypertension Researchに掲載されました。 高齢化に伴い家族介護を担う人が増加する中、介護者自身の健康を守ることも重要な課題となっています。家族介護は身体的・心理社会的な負担を伴うことから、介護時間と健康状態との関連を明らかにすることが重要です。本研[...]
2026.10.14
健康は個人だけのものではない。~「配偶者疫学」を提案する論文が掲載~
健康は個人だけで決まるものではありません。夫婦は互いの健康に影響を及ぼし合う存在です。この夫婦間の健康関連性に着目し、健康の相互依存性を理解するための新たな学術的枠組み「Spousal Epidemiology(配偶者疫学)」を提案した論文が、この度Journal of Epidemiology and Communi[...]
2026.10.13
アルツハイマー病のリスク因子と海馬の萎縮の進行に関する研究成果が論文掲載
脳と心の健康調査によるMRI画像データを用いて、アルツハイマー病の主要な遺伝的リスク因子であるAPOE ε4遺伝子型と性別が、加齢に伴う海馬の萎縮にどのように関連するかを検討した研究論文が、国際科学誌 Neuroradiology に掲載されました。 アルツハイマー病では、記憶に重要な役割を果たす脳の領域である「海馬」[...]
2026.10.05
日本人DPYD遺伝子多型の網羅的機能解析 ~5-FUによる重篤な副作用の予測と個別化がん化学療法への応用に期待~
発表のポイント ・東北メディカル・メガバンク(TMM)計画による日本人8,380人の全ゲノム解析データから見いだされた26種類のDPYD遺伝子バリアントについて、ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ(DPD)の機能を網羅的に解析しました。 ・26種類のうち、Ile150Phe、Gly194Asp、Glu386Ter、Il[...]
2026.10.02
大規模データを用いて統合失調症患者さんの肺がん治療の受療率を明らかに―特に、抗がん剤治療を受ける人が少ないことを確認【プレスリリース】
発表のポイント ・ 統合失調症患者さんでは精神疾患がない方と比べて、肺がんの発見・診断が遅れており、さらに、一般的ながん治療を受ける方が少ないことが明らかとなりました。 ・具体的には、手術治療のほか、手術後の抗がん剤治療などそれぞれのステージに応じて推奨される標準的治療を受ける割合が低いことが示されました。 ・全ての人[...]
2026.10.01
肥満症が胃噴門部腺がんを進展させる仕組みを発見 -PPAR-δが新たな胃がん予防・治療標的となる可能性-【プレスリリース】
発表のポイント ・ 肥満症が胃噴門部腺がんを進展させる機序として、腸内環境異常によるプログラム細胞死(フェロトーシス)の抑制が重要な役割を果たすことが、マウスを用いた研究で明らかになりました。 ・ 脂質代謝関連因子であるPPAR-δを抑制すると、肥満症の増悪と腸内細菌叢異常が悪化しました。さらに酸化ストレス応答を担うタ[...]