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2024.09.09
医薬品による治療効果や副作用発現の個人差に関与する薬物代謝酵素CYP2B6の遺伝的特性を解明
バイオバンク部門の平塚 真弘准教授(東北大学大学院薬学研究科生活習慣病治療薬学分野、未来型医療創成センター(INGEM)、東北大学病院兼任)、ならびにゲノム解析部門の菱沼 英史助教、齋藤 さかえ講師、田高 周講師、木下 賢吾教授らの研究グループは、ToMMoが公開する「日本人全ゲノムリファレンスパネル8.3KJPN」を[...]
2024.08.28
出生体重と成人時のBMIの組み合わせと高血圧有病率との関連についての論文が掲載
地域住民コホート調査のデータを用いて、出生時の体重とその後の成人期(20歳以上)の血圧との関連および、出生時の体重と成人期のBMI(Body Mass Index)の組み合わせと高血圧との関連について検討した論文が、Hypertension Research誌に掲載されました。 【概要】 低出生体重は、世界保健機関(W[...]
2024.08.27
三世代コホート調査で世代間のヘマトクリットの関連を検討した論文を発表
三世代コホート調査をもとにした世代間のヘマトクリットの関連についての論文がScientific Reportsに掲載されました。 ヘマトクリット(HCT)は血液検査の重要な項目の一つで、貧血等の指標です。先行研究では双子を対象とした研究からHCTの多寡に遺伝子の関与が示唆されました。しかしながら、世代間関連の検討を行っ[...]
2024.08.22
嗅覚、認知機能検査と海馬、扁桃体の灰白質萎縮との関連性についての論文が掲載
認知機能検査に嗅覚検査を加えることで、記憶関連の脳領域の萎縮度合いの推定精度の向上に寄与する可能性を示した論文がこの度、Scientific Reports誌に掲載されました。 ToMMoの脳と心の健康調査のアドオンコホートとして、バニラ、雑巾、キャラメル、スペアミント、靴下、黄桃の6種類のにおいを用いた嗅覚検査を実施[...]
2024.08.21
日英のバイオバンクデータを活用して肥満の遺伝的構造を検討した研究がHeliyon誌に掲載
東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査、地域住民コホート調査、英国のUK Biobank (UKB)のデータを用いて、肥満の特性に応じた遺伝的構造を検討した研究がHeliyon誌に掲載されました。 先行研究において100を超える肥満関連遺伝子が特定されてきましたが、特定された全ての肥満関連遺伝子の変異が必要で[...]
2024.08.19
妊娠糖尿病とボンディングとの関連を検討した論文を発表
東北大学とイギリスのKing’s College Londonとの共同研究によって、三世代コホート調査における妊娠糖尿病とボンディングとの関連を検討した論文がPreventive Medicineに掲載されました。 妊娠糖尿病は妊娠中の高血圧合併や帝王切開のリスクを生じさせ、産後も2型糖尿病のリスクを高める疾患で、治療[...]
2024.08.16
予防的な早期介入を目指した妊娠高血圧症候群の早期発症予測モデルを開発し、論文で発表
ToMMoで推進している三世代コホート調査は、世界初の出生コホートと家系情報付き三世代コホートの両研究デザインを融合させた7万人規模の家系付きのゲノムコホート研究で、産科疾患の個別化予防の研究が進められています。 このたび、三世代コホート調査で収集した生活習慣情報を使用し、母児の健康に影響を及ぼす重要な疾患である妊娠高[...]
2024.08.05
食物摂取頻度調査票(FFQ)における食品群摂取量の妥当性・再現性の検証に関する論文がJournal of Epidemiology に掲載
東北メディカル・メガバンク(TMM)計画では、コホート調査で食物摂取頻度調査票(Food Frequency Questionnaire: FFQ)を用いています。 FFQは、摂取した食品の重さを正確に秤量する方法ではないため、妥当性(FFQがゴールドスタンダードとしての秤量食事記録と同等の食事評価をなし得るか)、再現[...]
2024.07.29
母親の心理的苦痛及び精神神経用剤の服薬の有無と児の行動特性との関連について論文が掲載
三世代コホート調査のデータを用いた、母親の心理的苦痛及び精神神経用剤の服薬の有無と、児の行動特性との関連についての論文が、Psychiatry and Clinical Neurosciences Reports誌に掲載されました。 妊娠中の母親のうつ症状や不安症状を含む心理的苦痛は、出生した子どもの行動特性上の問題と[...]
2024.07.23
原発開放隅角緑内障の遺伝的リスク推定法を開発 〜個人の遺伝的リスクの予測から失明原因疾患の早期発見と予防法の構築へ!〜【プレスリリース】
発表のポイント ① 緑内障は日本の視覚障害の原因第一位であり、失明を防ぐためには早期発見が重要である。 ② 研究グループは、日本人の原発開放隅角緑内障の遺伝的リスクを推定する方法を開発。 ③ 個人の遺伝的リスクを考慮した早期診断法や予防法の構築に役立つことが期待される。 概要 現在、日本の視覚障害の原因で最も多いのは緑[...]