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2025.05.20
血中代謝物濃度のGWASと代謝ネットワークシミュレーション比較の論文が掲載
メタボロームGWAS(MGWAS)の結果と代謝ネットワークシミュレーションを比較した研究論文が、Scientific Reports誌に掲載されました。本研究では、MGWASで見出された遺伝子と代謝物濃度の相関が、代謝ネットワークシミュレーションによりある程度説明が可能であることを示しました。これにより、MGWASの解[...]
2025.05.19
潰瘍性大腸炎の発症は血液検査で数年前から予測可能 ―日本人約8万人のコホートを対象に初めて実証―【プレスリリース】
発表のポイント ・ 潰瘍性大腸炎を発症する前の血液や生活情報を解析し、潰瘍性大腸炎の発症のリスク因子となるものを検討しました。 ・ 血中自己抗体である抗EPCR抗体と抗インテグリンαvβ6抗体が潰瘍性大腸炎発症の約5年前に上昇していることを、日本人を対象とした研究で初めて示しました。 ・ 生活習慣の解析では「不眠」が発[...]
2025.05.15
3万人の目を検査してわかった、眼圧と遺伝子の意外な関係 緑内障リスクを遺伝子で予測する時代が来る?
日本人の目の健康に関わる遺伝子が明らかに――。ToMMoによる最新の研究で、眼圧(目の中の圧力)に影響する遺伝子が多数見つかりました。緑内障の早期発見や予防にもつながるかもしれない、注目の成果とは? なぜ「眼圧」と「遺伝子」に注目したか? 眼圧は特に緑内障などの重大な目の病気と関係しています。眼圧値は、遺伝的な要因があ[...]
2025.05.12
変形性関節症の遺伝因子の解明を目的とした国際共同研究の論文が掲載
東北メディカル・メガバンク機構も参画する国際共同研究コンソーシアムは、変形性関節症の遺伝因子の解明を目的として、GWAS※(ゲノムワイド関連解析)を中心とした大規模な解析を実施し、その成果が英国科学誌Natureに掲載されました。 変形性関節症は、膝や股関節などの軟骨がすり減って、関節の炎症や変形を引き起こす疾患です。[...]
2025.05.01
妊婦本人とパートナーのゲノム情報から妊娠高血圧腎症のリスクを予測する論文が掲載
妊娠高血圧腎症(妊婦の血圧上昇などを伴う重篤な合併症)の発症リスクを、妊婦本人とパートナー(胎児の父親)のそれぞれのゲノム情報と妊娠初期の臨床情報を組み合わせて予測する世界初の研究成果が、国際科学誌 Scientific Reports に掲載されました。 従来は体格・血圧・家族歴などから妊娠高血圧腎症の発症リスク予測[...]
2025.04.30
全ゲノムシークエンスデータを用いたヒトゲノムホモ接合連続領域の解析に関する論文が掲載
東北メディカル・メガバンク計画における日本人集団の全ゲノムシークエンスデータを用いて、様々な疾患のリスクとも関連するとされる、ヒトゲノムのROH(runs of homozygosity; ホモ接合連続領域)を詳細に解析した成果が、4月3日付でJournal of Human Genetics誌に掲載されました。 ヒト[...]
2025.04.30
呼吸器・免疫疾患と心血管代謝疾患の遺伝的背景の多様性を解析 〜東アジア系集団と欧州系集団では、両疾患が逆方向の遺伝的相関を示す~【プレスリリース】
研究成果のポイント ・ 約106万人の東アジア系集団と欧州系集団のゲノムデータを用いて12種類の呼吸器・免疫疾患と心血管代謝疾患の大規模ゲノム解析を実施し、これらの疾患の合併(多疾患併存)の遺伝的関係を調査 ・ 東アジア系集団では、呼吸器・免疫疾患の遺伝的リスクが上昇すると、心血管代謝疾患の遺伝的リスクが低下することが[...]
2025.04.28
夫婦間のがん検診受診の一致性:東北メディカル・メガバンク計画横断調査に関する論文が掲載
東北メディカル・メガバンク計画のデータを利用した夫婦間のがん検診受診の一致性に関する横断調査の論文が国際科学誌Psycho-Oncology誌に掲載されました。 著者らのチームはこれまで夫婦間の生活習慣・疾患有病が類似していることを国際共同研究で報告しました(Nakaya N, Xie T, et al. Athero[...]
2025.04.16
母乳中ヒトミルクオリゴ糖と児の肥満リスクとの関連に関する論文が掲載
東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査参加者を対象に、母乳中のヒトミルクオリゴ糖(HMOs)濃度と、将来の児の肥満リスクとの関連を評価した結果、特定のHMOsが児の肥満リスク低下と関連する可能性が示されました。本研究成果は、国際栄養学雑誌『Journal of Nutrition』に掲載されました。 乳幼児期[...]
2025.04.16
母乳中の脂質成分と児の肥満リスクの関連に関する論文が掲載
東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査参加者を対象に、母乳中の脂質成分の濃度と、将来の児の肥満リスクとの関連を評価した結果、特定の脂質が児の肥満リスクと関連する可能性が示されました。本研究成果は、国際栄養学雑誌『Nutrition』に掲載されました。 乳幼児期のBMIの推移が5歳より前に増加に転じること(=早[...]