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2025.04.07
喫煙歴と受動喫煙の組み合わせと死亡リスクに関する論文が掲載
地域住民コホート調査を基に、喫煙歴と受動喫煙の組み合わせが死亡リスクに及ぼす影響を検討した研究論文が、BMJ Public Health誌に掲載されました。 喫煙は心血管疾患やがん(肺がん、肝臓がん、胃がん、膵臓がん、腎臓がん、膀胱がん、大腸がんなど)と関連することが知られています。また、受動喫煙も肺がん、心血管疾患、[...]
2025.03.31
ベースライン(第1段階)・第2段階調査の縦断的な健康調査情報、MRI解析情報、マイクロバイオーム情報の分譲対象を拡大
このたび、8.6万人分のベースライン(第1段階)・第2段階調査期間の縦断的な健康調査情報、1.2万人分のMRI画像情報、口腔マイクロバイオーム情報それぞれが分譲対象に追加されました。詳細は、それぞれ以下の通りです。 3.1.1 地域住民・三世代コホート 宮城(20歳以上) ベースライン・第2段階調査期間 86K 地域住[...]
2025.03.27
心房細動の遺伝的リスクにおける性差に関する論文が掲載
心房細動の遺伝的リスクにおける性差に関する論文が国際科学誌Heart Rhythm誌に掲載されました。 心房細動は最も頻度が高い不整脈であり、遺伝的なリスク因子と高血圧や喫煙、肥満などの後天的な(生まれた後に持つ)リスク因子の両方が関与することが報告されています。また、心房細動には性差があり、頻度は男性に多いですが、心[...]
2025.03.12
脳と心の健康調査で実施している記憶検査の研究に関する論文が掲載
東北メディカル・メガバンク計画の脳と心の健康調査で実施している記憶検査に関する研究成果が、国際科学誌The Tohoku Journal of Experimental Medicineに掲載されました。 本研究では、アルツハイマー病のエピソード記憶評価で用いられる論理的記憶(Logical Memory: LM)検査[...]
2025.02.04
妊娠前半期の母体空腹時血糖値と子どもの発達特性との関連に関する論文が掲載
三世代コホート調査をもとにした妊娠前半期の母体空腹時血糖値と子どもの発達特性との関連に関する論文が国際科学誌The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism誌に掲載されました。 発達遅延は言語、社会的行動、生活に必要な能力が生活年齢から予想される平均的な状態よ[...]
2025.01.27
母乳中ヒトミルクオリゴ糖の濃度と子の精神神経発達との関連を評価した研究の成果を発表
東北メディカル・メガバンク計画の三世代コホート参加者を対象に、母乳のヒトミルクオリゴ糖(HMOs)の濃度と子の精神神経発達や頭囲の増加との関連を評価し、一部のHMOsには児の精神神経発達や頭囲の増加と関連する可能性が示された研究成果が、国際科学誌Journal of Food Science誌に掲載されました。 母乳中[...]
2025.01.23
尿中ナトリウム排泄量(塩分摂取量)と心房細動の関連に関する論文が掲載
尿中ナトリウム排泄量と心房細動の関連に関する論文が国内科学誌Circulation Journal誌に掲載されました。 心房細動は不整脈の中で最も頻度が高いことが知られ、心不全や脳梗塞を引き起こし、死亡率を上昇させることから、その予防が重要な疾患です。これまでの研究により、飲酒や肥満などさまざまな心房細動の危険因子が報[...]
2025.01.22
遺伝性がんのゲノム解析結果を一般住民に返却 個別化ゲノム予防・医療の社会実装に向けた大きな一歩【プレスリリース】
発表のポイント ・ 東北メディカル・メガバンク(TMM)計画で取得した5万人のゲノム情報をもとに、遺伝性がん(遺伝性乳がん卵巣がん症候群:HBOCとリンチ症候群:LS)のリスク保有者97人にゲノム解析結果を返却しました。 ・ がんの予防や早期発見のため78人が医療機関を受診し、6人がHBOCのリスク低減手術を受け、3人[...]
2025.01.15
東日本大震災による家屋被害の程度と死亡リスクの関連 ―地域住民コホート調査における宮城・岩手の6万人規模の統合データ解析―【プレスリリース】
発表のポイント ・ 東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホート調査を用いて、東日本大震災による家屋被害の程度と死亡リスクの関連を、宮城県と岩手県の約6万人の対象者に対する平均6.5年間の追跡により検討しました。 ・ 家屋被害の程度と死亡リスクの間に統計学的に有意な関連は示されませんでした。 ・ さらなる長期の追跡調[...]
2025.01.09
慢性腎臓病の病態解明に向けたAIを開発 腎組織の損傷の自動定量により予後の予測精度が向上【プレスリリース】
発表のポイント ・ 腎組織の病理画像において主要組織の領域分類と細胞核の検出を高精度に行うAIを開発し、腎組織における間質の繊維化と炎症性細胞浸潤の自動定量を可能にしました。 ・自動定量された双方のスコアは、腎機能を示す推算糸球体濾過率(eGFR)と高く相関し、予後予測にも有効であることを確認しました。 ・開発したAI[...]