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2024.06.11
BMI×ゲノムで2型糖尿病の遺伝的リスク予測精度を向上 〜やせているのに糖尿病になりやすい体質〜【プレスリリース】
研究成果のポイント ・ 肥満ではない集団において2型糖尿病の遺伝的なリスク予測がしやすいことを発見。また、日本人集団と欧米人集団の遺伝的な違いを補正する機械学習手法と組み合わせることで予測精度を向上。 ・ 日本人集団に多い非肥満2型糖尿病は、これまでゲノム情報があまり詳しく調べられていなかったが、大規模ゲノム解析によっ[...]
2024.06.11
震災による自宅および心理的被害と認知症リスク因子に関する論文がGeriatrics and Gerontology International誌に掲載
東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホート調査において、震災による自宅損壊および心的外傷後ストレス反応と修正可能な認知症のリスク因子を調査した論文がGeriatrics and Gerontology International誌に掲載されました。 目的 自然災害は多くの健康問題を引き起こします。特に、認知症のリス[...]
2024.06.10
三世代コホート調査の10年間の取り組みと周産期の主なプロファイルを学術雑誌DOHaD研究で報告
東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査は、2013年から始まり、現在も参加者の方々にご協力いただき調査を継続しております。この度、学術雑誌「DOHaD研究」に10年間取り組んできた調査の内容と、周産期の主な合併症の実態を出産歴・妊娠前body mass index(BMI)・多胎妊娠有無別に報告いたしました。[...]
2024.05.15
髙瀬 雅仁助教が第60回日本循環器病予防学会学術集会 YIA優秀賞を受賞しました
2024年5月11日~12日に帝京大学で開催された第60回日本循環器病予防学会学術集会で、予防医学・疫学部門の髙瀬 雅仁助教がYIA(Young Investigator’s Award)優秀賞を受賞しました。この賞はYoung Investigator’s Awardとして応募した45歳未満の[...]
2024.05.09
新しい遺伝地図の構築に関する論文が掲載されました
高山 順准教授と田宮 元教授らの研究グループは、ToMMoの三世代コホート調査の全ゲノムシークエンスデータを用いて、新しい遺伝地図を作成し、この研究成果が国際科学誌Clinical Geneticsに掲載されました。 遺伝地図は、父母からのゲノムの継承パターンをもとに作成したゲノムの地図の一種です。私たちは22組の常染[...]
2024.05.08
家族性先天性甲状腺機能低下症を起こすゲノム異常を特定 ~遺伝性疾患研究は新たな段階へ~【プレスリリース】
慶應義塾大学医学部小児科学教室の鳴海覚志教授、東北大学東北メディカル・メガバンク機構ゲノム解析部門の田宮元教授・高山順准教授、国立成育医療研究センター周産期病態研究部の中林一彦室長らの研究グループは日本人先天性甲状腺機能低下症患者を対象とした研究を行い、15番染色体の非コードゲノム異常が疾患発症に関わることを特定しまし[...]
2024.04.22
口腔内試料の分譲を開始
ToMMoの地域支援センターで行う健康調査では口腔内検査を実施し、収集した口腔内試料を複合バイオバンクに保管しています。 このたび、ベースライン調査と第2段階期間の調査で収集した口腔内試料の分譲を開始しました。 分譲対象は、唾液、左側歯垢、右側歯垢、舌苔の4種類で、1回の分譲につき、96本以上から利活用可能です。 これ[...]
2024.04.19
食道扁平上皮がんにおいて生体防御遺伝子が高頻度に変異する原因を解明【プレスリリース】
発表のポイント ・食道扁平上皮がんで、生体防御因子である遺伝子NRF2が高頻度に変異し、がん細胞の増殖を活性化する仕組みを明らかにしました。 ・NRF2を異常に活性化する2つの遺伝子変異のうち、NRF2変異は食道扁平上皮細胞の生存に、より有利であることがわかりました。 ・本研究では、NRF2が活性化した食道扁平上皮がん[...]
2024.04.19
呼気一酸化窒素濃度(FeNO)に関する解析論文を発表
地域住民コホート調査に参加された約2万6千人の方々全体と、推定される健常者亜集団での呼気一酸化窒素濃度(FeNO)の分布と関連因子を解析した論文を発表しました。 推定される健常者亜集団として、上下気道疾患の病歴のない集団(健常者亜集団1)、および上下気道疾患歴がなく、肺機能が正常で、好酸球数や特異的IgEといった2型炎[...]
2024.04.18
出生三世代ゲノムコホート研究における妊婦の妊娠前および妊娠中の医薬品使用状況に関する論文が掲載
出生三世代ゲノムコホート研究における妊婦の妊娠前および妊娠中の医薬品使用状況に関する論文がEuropean Journal of Clinical Pharmacology誌に掲載されました。 妊娠中の医薬品・サプリメント等の使用の安全性に関する情報は世界的にも少なく、家系情報およびゲノム情報を考慮して妊娠中の医薬品使[...]