お知らせ

記事一覧
全て
ニュース
成果
プレスリリース
イベント
2025.01.15
東日本大震災による家屋被害の程度と死亡リスクの関連 ―地域住民コホート調査における宮城・岩手の6万人規模の統合データ解析―【プレスリリース】
発表のポイント ・ 東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホート調査を用いて、東日本大震災による家屋被害の程度と死亡リスクの関連を、宮城県と岩手県の約6万人の対象者に対する平均6.5年間の追跡により検討しました。 ・ 家屋被害の程度と死亡リスクの間に統計学的に有意な関連は示されませんでした。 ・ さらなる長期の追跡調[...]
2025.01.09
慢性腎臓病の病態解明に向けたAIを開発 腎組織の損傷の自動定量により予後の予測精度が向上【プレスリリース】
発表のポイント ・ 腎組織の病理画像において主要組織の領域分類と細胞核の検出を高精度に行うAIを開発し、腎組織における間質の繊維化と炎症性細胞浸潤の自動定量を可能にしました。 ・自動定量された双方のスコアは、腎機能を示す推算糸球体濾過率(eGFR)と高く相関し、予後予測にも有効であることを確認しました。 ・開発したAI[...]
2024.11.21
日本独自の認知症早期発見・早期介入モデルの確立に向けた大規模実証研究を開始しました (J-DEPP 研究)【プレスリリース】
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター(理事長:荒井 秀典。以下 国立長寿医療研究センター)は、東北大学、鳥取大学、鹿児島大学、秋田大学、神戸大学、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、札幌医科大学、東京都健康長寿医療センターと共同で、日本独自の認知症早期発見・早期介入モデルの確立に向けた大規模実証研究「J-D[...]
2024.10.31
遺伝子変異とタンパク質の立体構造をつなぐ 新しいポータルサイトを公開! ~創薬への応用に期待~【プレスリリース】
ポイント ・ 日本人遺伝子変異情報とタンパク質の配列・立体構造情報をつなぐ新しいポータルサイトを構築し、日本蛋白質構造データバンク(PDBj)の新しいサービスとして公開。 ・ 新しいポータルサイトは、国立大学法人東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)が構築している日本人多層オミックス参照パネル(jMor[...]
2024.10.10
酸化ストレス制御において重要なKEAP1-NRF2システム遺伝子変異のがん種特異性と予後についての解析 がん個別化医療への貢献に期待【プレスリリース】
発表のポイント ・全国の6万人以上のがん患者のがん遺伝子パネル検査のデータベース(C-CATデータ)から遺伝子変異と患者予後などの治療成績を解析しました。 ・様々ながん種において、遺伝子の発現を誘導する重要な経路KEAP1-NRF2システムの特定の変異が、患者の予後不良、がんの悪性度と関連していることが明らかになりまし[...]
2024.09.19
産後うつの生じ易さを左右する遺伝子座を特定【プレスリリース】
発表のポイント ・産後うつについてゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、8つの遺伝子座が有意に相関することを特定しました。 ・本解析では、出産回数、および、同居する家族の人数を最も影響の大きい因子と特定し、年齢とともに、この2つの要因を交絡因子としました。 ・これらの遺伝子座は、うつ病、双極症、統合失調症、注意欠如・[...]
2024.07.23
原発開放隅角緑内障の遺伝的リスク推定法を開発 〜個人の遺伝的リスクの予測から失明原因疾患の早期発見と予防法の構築へ!〜【プレスリリース】
発表のポイント ① 緑内障は日本の視覚障害の原因第一位であり、失明を防ぐためには早期発見が重要である。 ② 研究グループは、日本人の原発開放隅角緑内障の遺伝的リスクを推定する方法を開発。 ③ 個人の遺伝的リスクを考慮した早期診断法や予防法の構築に役立つことが期待される。 概要 現在、日本の視覚障害の原因で最も多いのは緑[...]
2024.07.16
血圧測定結果に関する至急の回付が健康を守る ~家庭血圧高値に対する迅速なお知らせの効果~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 東日本大震災後の健康調査を受けた一般住民のうち、家庭血圧の高値が確認された方に対して、病院の受診を喚起する至急の結果回付を行う仕組みを構築しました。 ・ 家庭血圧の高値が確認されたのは21,061人中256人でした。治療状況がわかった151人のうち6割は治療を受けていませんでしたが、至急結果回付後に[...]
2024.07.12
血液中の代謝物組成と認知機能低下との関連~アミノ酸の保有は認知機能高値、ケトン体は認知機能低値と関連~【プレスリリース】
発表のポイント ・東北メディカル・メガバンク計画のコホート参加者、約3,000人における血液中の代謝物パターンと認知機能との関連を検討しました。 ・その結果、ロイシン、イソロイシンなどの必須アミノ酸を含むパターンや、グルタミン、セリンなどの非必須アミノ酸を含むパターンを相対的に多く有しているグループでは、認知機能が低下[...]
2024.06.18
完全長日本人参照ゲノム配列およびミトコンドリアヘテロプラスミーパネルの公開【プレスリリース】
発表のポイント ・ 日本人のゲノム配列のほぼ全ての塩基配列を決定した日本人参照ゲノム配列JG3を公開しました。 ・ 日本人8,380人の全ゲノム解析データを活用し、ミトコンドリアDNAの細胞内多様性を記述したミトコンドリアヘテロプラスミーパネルを公開しました。 ・ JG3およびミトコンドリアヘテロプラスミーパネルにより[...]