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2026.08.21
宇宙実験資源から新たな発見を生み出す統合バイオバンク「ibSLS」が本格稼働 ―「きぼう」マウス宇宙ミッションのデータと生体試料を活用し、宇宙医学から加齢・疾患研究まで幅広い研究を支援―【プレスリリース】
統合バイオバンクibSLSが本格稼働するに合わせ、その全体構想、主要機能および研究基盤としての意義をまとめた論文が、『Nature Communications』に2026年8月20日(日本時間)に掲載されました。 宇宙飛行中には、微小重力や宇宙放射線などの宇宙環境によって、骨量減少、筋萎縮、代謝異常、免疫変化などさま[...]
2026.08.18
従来の臨床統計より高い「約1万4千人に1人」女性の遅発型ファブリー病が見逃されている可能性 ―日本人約6万9千人のゲノム解析から、ファブリー病原因遺伝子バリアントの保有頻度を解明―【プレスリリース】
発表のポイント ・ 東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査に参加した68,615人のゲノムシークエンスデータを解析した結果、指定難病の一つであるファブリー病の原因となるGLA遺伝子の病的・病的可能性の高いバリアントは5人に認められ、保有頻度は約13,723人に1人でした。 ・ 該当者は全員女性で、遅発型ファブリー[...]
2026.08.18
東日本大震災被災者の15年追跡調査により、心的外傷後ストレス反応の実態を解明 -被災後1年間の心理的変化が15年後の症状と関連-【プレスリリース】
発表のポイント ・ 東日本大震災で大規模半壊以上の家屋被災にあった被災者のコミュニティを対象とした15年間にわたる追跡調査により、発災15年後も14.7%が、臨床的に有意な心的外傷後ストレス反応(PTSR)を抱えていることを世界で初めて明らかにした。 ・ 発災1~2年目の症状悪化が、15年後のPTSRの持続リスクを約5[...]
2026.04.24
6.9万人分の全ゲノム解析情報を含む大規模データを分譲 ―集積されたデータベースの活用で個別化医療・予防を推進―【プレスリリース】
発表のポイント ・東北メディカル・メガバンク(TMM)計画は公的研究インフラとして、産業界を含む全国の機関による試料・情報の利活用を進めています。このたび分譲可能な情報を大幅に拡大しました。 ・全ゲノム解析情報を1.5万人分から6.9万人分に一気に拡大し、その他のゲノムおよびオミックス情報、経時的な健康状態の追跡調査情[...]
2026.03.02
「孤立しやすさ」の背景に迫る―日本人6万人の解析から社会的孤立に関わる遺伝的背景を東アジアで初めて解明―【プレスリリース】
発表のポイント ・日本の一般住民6万人超の遺伝情報を解析した東アジア初の成果です。「寂しさ」のような主観的評価ではなく、家族・友人とのつながりを評価する標準化された尺度を用い、遺伝情報を網羅的に解析した特徴的な研究手法を用いました。 ・社会的孤立のなりやすさには、遺伝的な個人差が関与する可能性が示されました。また、家族[...]
2026.02.25
Y染色体がもたらす男性特異的な疾患リスク形成機構を解明 ―2型糖尿病リスクの性差につながる新たな因子の発見―【プレスリリース】
発表のポイント ・ 計30万人以上の男性を対象に、Y染色体の生殖細胞系列変異(ハプログループ)および体細胞変異(Y染色体のモザイク欠失)を網羅的に解析しました。 ・ 日本人集団男性において、Y染色体ハプログループDが2型糖尿病リスクを低下させる一方、Y染色体のモザイク欠失が2型糖尿病リスクを上昇させることを明らかにしま[...]
2026.02.06
ソルガム残渣を分解・糖化する酵素群の全容解明! ―微生物酵素による環境にやさしいブタノール製造に期待―【プレスリリース】
発表のポイント ・ セルロース系バイオマスは環境にやさしいエネルギー源として期待されていますが、その分解・糖化には、基質特異性の異なる複数の糖質分解酵素が必要となります。 ・ 資源作物ソルガムの搾りかす(バガス)を対象とした嫌気性セルロソーム生産菌 Clostridium cellulovorans 由来の酵素群の解明[...]
2026.02.06
母親の周産期うつ状態と幼児の神経発達との関連 大規模調査データの解析と動物実験で男女で異なるリスクを解明【プレスリリース】
発表のポイント ・東北メディカル・メガバンク計画の三世代コホート調査データにおいて、母親の周産期うつ状態は、幼児の自閉スペクトラム症関連特性リスクの増加と関連し、その関連は女児においてより顕著でした。 ・周産期にうつ状態にある母親は子への情緒的絆の指標が有意に低く、生まれた女児の出生体重も有意に低いという結果が得られま[...]
2026.02.03
日本人小児唾液エピゲノムリファレンスを公開 ―思春期前の発達や疾患研究に役立つ世界初のリソース【プレスリリース】
発表のポイント ・基礎疾患のない日本人の子ども男女約1,000人を対象に、唾液由来のDNAメチル化*1データを整備しました。  0〜10歳の各年齢・性別ごとの統計値(平均値と標準偏差)を算出し、データベース iMETHYL*2 および jMorp*3 に公開しました。 ・唾液は非侵襲的*4に採取できるため、参加者の負担[...]
2026.01.15
日本の統合失調症患者さんのがん診療における医療連携の必要性が明らかに【プレスリリース】
発表のポイント ・ 統合失調症患者さんでは精神疾患がない方と比べて、大腸がんの発見・診断が遅れており、さらに、一般的な治療を受ける方が少ないことが明らかとなりました。 ・具体的には、手術治療のほか、手術後の抗がん剤治療などそれぞれのステージに応じて推奨される標準的治療を受ける割合が低いことが示されました。 ・統合失調症[...]