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- 2025.05.19
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潰瘍性大腸炎の発症は血液検査で数年前から予測可能 ―日本人約8万人のコホートを対象に初めて実証―【プレスリリース】
- 発表のポイント ・ 潰瘍性大腸炎を発症する前の血液や生活情報を解析し、潰瘍性大腸炎の発症のリスク因子となるものを検討しました。 ・ 血中自己抗体である抗EPCR抗体と抗インテグリンαvβ6抗体が潰瘍性大腸炎発症の約5年前に上昇していることを、日本人を対象とした研究で初めて示しました。 ・ 生活習慣の解析では「不眠」が発[...]
- 2025.04.30
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呼吸器・免疫疾患と心血管代謝疾患の遺伝的背景の多様性を解析 〜東アジア系集団と欧州系集団では、両疾患が逆方向の遺伝的相関を示す~【プレスリリース】
- 研究成果のポイント ・ 約106万人の東アジア系集団と欧州系集団のゲノムデータを用いて12種類の呼吸器・免疫疾患と心血管代謝疾患の大規模ゲノム解析を実施し、これらの疾患の合併(多疾患併存)の遺伝的関係を調査 ・ 東アジア系集団では、呼吸器・免疫疾患の遺伝的リスクが上昇すると、心血管代謝疾患の遺伝的リスクが低下することが[...]
- 2025.02.28
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ゲノム・タンパク質・糖鎖を同じ土台に載せて解析 名古屋大学・岐阜大学糖鎖生命コア研究所が東北大学東北メディカル・メガバンク機構と覚書を締結【プレスリリース】
- 名古屋大学・岐阜大学が共同して設置する糖鎖生命コア研究所と東北大学東北メディカル・メガバンク機構の研究協力により、ヒューマングライコームプロジェクト及び東北メディカル・メガバンク計画の推進を図り、生命現象の理解とヒトの健康・医療の向上に貢献することを目的とした包括的な連携に関する覚書を本日締結しました。 覚書の内容 ヒ[...]
- 2025.01.22
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遺伝性がんのゲノム解析結果を一般住民に返却 個別化ゲノム予防・医療の社会実装に向けた大きな一歩【プレスリリース】
- 発表のポイント ・ 東北メディカル・メガバンク(TMM)計画で取得した5万人のゲノム情報をもとに、遺伝性がん(遺伝性乳がん卵巣がん症候群:HBOCとリンチ症候群:LS)のリスク保有者97人にゲノム解析結果を返却しました。 ・ がんの予防や早期発見のため78人が医療機関を受診し、6人がHBOCのリスク低減手術を受け、3人[...]
- 2025.01.15
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東日本大震災による家屋被害の程度と死亡リスクの関連 ―地域住民コホート調査における宮城・岩手の6万人規模の統合データ解析―【プレスリリース】
- 発表のポイント ・ 東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホート調査を用いて、東日本大震災による家屋被害の程度と死亡リスクの関連を、宮城県と岩手県の約6万人の対象者に対する平均6.5年間の追跡により検討しました。 ・ 家屋被害の程度と死亡リスクの間に統計学的に有意な関連は示されませんでした。 ・ さらなる長期の追跡調[...]
- 2025.01.09
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慢性腎臓病の病態解明に向けたAIを開発 腎組織の損傷の自動定量により予後の予測精度が向上【プレスリリース】
- 発表のポイント ・ 腎組織の病理画像において主要組織の領域分類と細胞核の検出を高精度に行うAIを開発し、腎組織における間質の繊維化と炎症性細胞浸潤の自動定量を可能にしました。 ・自動定量された双方のスコアは、腎機能を示す推算糸球体濾過率(eGFR)と高く相関し、予後予測にも有効であることを確認しました。 ・開発したAI[...]
- 2024.11.21
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日本独自の認知症早期発見・早期介入モデルの確立に向けた大規模実証研究を開始しました (J-DEPP 研究)【プレスリリース】
- 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター(理事長:荒井 秀典。以下 国立長寿医療研究センター)は、東北大学、鳥取大学、鹿児島大学、秋田大学、神戸大学、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、札幌医科大学、東京都健康長寿医療センターと共同で、日本独自の認知症早期発見・早期介入モデルの確立に向けた大規模実証研究「J-D[...]
- 2024.10.31
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遺伝子変異とタンパク質の立体構造をつなぐ 新しいポータルサイトを公開! ~創薬への応用に期待~【プレスリリース】
- ポイント ・ 日本人遺伝子変異情報とタンパク質の配列・立体構造情報をつなぐ新しいポータルサイトを構築し、日本蛋白質構造データバンク(PDBj)の新しいサービスとして公開。 ・ 新しいポータルサイトは、国立大学法人東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)が構築している日本人多層オミックス参照パネル(jMor[...]
- 2024.10.10
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酸化ストレス制御において重要なKEAP1-NRF2システム遺伝子変異のがん種特異性と予後についての解析 がん個別化医療への貢献に期待【プレスリリース】
- 発表のポイント ・全国の6万人以上のがん患者のがん遺伝子パネル検査のデータベース(C-CATデータ)から遺伝子変異と患者予後などの治療成績を解析しました。 ・様々ながん種において、遺伝子の発現を誘導する重要な経路KEAP1-NRF2システムの特定の変異が、患者の予後不良、がんの悪性度と関連していることが明らかになりまし[...]
- 2024.09.19
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産後うつの生じ易さを左右する遺伝子座を特定【プレスリリース】
- 発表のポイント ・産後うつについてゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、8つの遺伝子座が有意に相関することを特定しました。 ・本解析では、出産回数、および、同居する家族の人数を最も影響の大きい因子と特定し、年齢とともに、この2つの要因を交絡因子としました。 ・これらの遺伝子座は、うつ病、双極症、統合失調症、注意欠如・[...]