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2024.08.16
予防的な早期介入を目指した妊娠高血圧症候群の早期発症予測モデルを開発し、論文で発表
ToMMoで推進している三世代コホート調査は、世界初の出生コホートと家系情報付き三世代コホートの両研究デザインを融合させた7万人規模の家系付きのゲノムコホート研究で、産科疾患の個別化予防の研究が進められています。 このたび、三世代コホート調査で収集した生活習慣情報を使用し、母児の健康に影響を及ぼす重要な疾患である妊娠高[...]
2024.08.05
食物摂取頻度調査票(FFQ)における食品群摂取量の妥当性・再現性の検証に関する論文がJournal of Epidemiology に掲載
東北メディカル・メガバンク(TMM)計画では、コホート調査で食物摂取頻度調査票(Food Frequency Questionnaire: FFQ)を用いています。 FFQは、摂取した食品の重さを正確に秤量する方法ではないため、妥当性(FFQがゴールドスタンダードとしての秤量食事記録と同等の食事評価をなし得るか)、再現[...]
2024.07.29
母親の心理的苦痛及び精神神経用剤の服薬の有無と児の行動特性との関連について論文が掲載
三世代コホート調査のデータを用いた、母親の心理的苦痛及び精神神経用剤の服薬の有無と、児の行動特性との関連についての論文が、Psychiatry and Clinical Neurosciences Reports誌に掲載されました。 妊娠中の母親のうつ症状や不安症状を含む心理的苦痛は、出生した子どもの行動特性上の問題と[...]
2024.07.23
原発開放隅角緑内障の遺伝的リスク推定法を開発 〜個人の遺伝的リスクの予測から失明原因疾患の早期発見と予防法の構築へ!〜【プレスリリース】
発表のポイント ① 緑内障は日本の視覚障害の原因第一位であり、失明を防ぐためには早期発見が重要である。 ② 研究グループは、日本人の原発開放隅角緑内障の遺伝的リスクを推定する方法を開発。 ③ 個人の遺伝的リスクを考慮した早期診断法や予防法の構築に役立つことが期待される。 概要 現在、日本の視覚障害の原因で最も多いのは緑[...]
2024.07.22
ゲノム医療の社会実装と職域での課題に関する総説が出版
ゲノム医療の社会実装とその職域での課題に関する総説が産業医学ジャーナル47巻4号に掲載されました。 ヒトの全DNA配列を解読する「ヒトゲノム計画」の成功が2003年に発表されて以降、うまれもった遺伝子の特徴と特定の疾患や体質の関連をみて治療などにつなげる「ゲノム医療」とよばれる分野が急速に進展してきました。東北メディカ[...]
2024.07.16
“健康的な生活習慣が新型コロナウイルス感染と新型コロナワクチン接種の効果にどのように相互作用するのか”について検討した論文が掲載
東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査参加者(成人11,016名)の、健康的な生活習慣と、新型コロナウイルス感染および新型コロナワクチン接種の効果との関連を検討した論文が、JMA Journal誌に掲載されました。 これまで、新型コロナウイルス感染症に対する、感染前の生活習慣と新型コロナワクチン接種との相互の[...]
2024.07.16
血圧測定結果に関する至急の回付が健康を守る ~家庭血圧高値に対する迅速なお知らせの効果~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 東日本大震災後の健康調査を受けた一般住民のうち、家庭血圧の高値が確認された方に対して、病院の受診を喚起する至急の結果回付を行う仕組みを構築しました。 ・ 家庭血圧の高値が確認されたのは21,061人中256人でした。治療状況がわかった151人のうち6割は治療を受けていませんでしたが、至急結果回付後に[...]
2024.07.12
血液中の代謝物組成と認知機能低下との関連~アミノ酸の保有は認知機能高値、ケトン体は認知機能低値と関連~【プレスリリース】
発表のポイント ・東北メディカル・メガバンク計画のコホート参加者、約3,000人における血液中の代謝物パターンと認知機能との関連を検討しました。 ・その結果、ロイシン、イソロイシンなどの必須アミノ酸を含むパターンや、グルタミン、セリンなどの非必須アミノ酸を含むパターンを相対的に多く有しているグループでは、認知機能が低下[...]
2024.07.12
日本人集団における年齢および性別によるメタボロミクス変動に関する論文が掲載
老化はすべての生物に共通する現象であり、人間においては細胞から全身にわたる機能低下や生理的変化として現れます。これにより、さまざまな病気のリスクが高まり、全体的な健康状態に影響を与えます。そのため、年齢とともに増加する病気を予防する観点から、生物学的な年齢を示すバイオマーカーや、同年代と比較して体がどの程度機能低下して[...]
2024.07.10
地域住民コホート調査(宮城)における抑うつ症状と家庭高血圧に関する論文が掲載
地域住民コホート調査(宮城)をもとにした抑うつ症状と家庭高血圧の関連に関する論文がHypertension Research誌に掲載されました。 昨年、私たちが実施した研究により、抑うつ症状がある人では、抑うつ症状のない人に比べて、仮面高血圧(診察室や検査室での血圧が正常範囲内であるにも関わらず、家庭で測定した血圧で家[...]