お知らせ

記事一覧
全て
ニュース
成果
プレスリリース
イベント
2024.10.21
アトピー性皮膚炎に関する皮膚の健康調査についての論文がAllergology International誌に掲載
アトピー性皮膚炎は5歳までに発症することが多く、世界の子どもにおける有症割合は約20%にのぼります。通常医師によって診断されますが、アトピー性皮膚は様々な症状を呈すため、医師によって診断が異なる可能性がありました。しかし、医師間の診断の一致度はこれまで検討されておらず、医師と質問票によるアトピー性皮膚炎の診断割合の比較[...]
2024.10.21
産後の女性の血圧に関する論文が掲載
三世代コホート調査のデータに基づき、女性の産後の血圧値、高血圧の状況に関する論文が国際科学雑誌Hypertension Research誌に掲載されました。 妊娠高血圧症候群(HDP)は、妊婦さんの5~10%に認められる主要な産科合併症であり、出産後の高血圧のリスクにもなります。しかしながら、産後の血圧管理方法について[...]
2024.10.18
分子疫学分野の大学院生が日本DOHaD学会 第12回学術集会 最優秀演題発表賞を受賞しました
2024年10月13~14日に北海道大学で開催された日本DOHaD学会 第12回学術集会で、分子疫学分野である大学院生の髙橋 一平さんが最優秀演題発表賞を受賞しました。 受賞対象となった演題は「Dietary-Wide Association Studyによる妊婦の食事摂取情報と在胎不当過少児の出産との関連の探索と検証[...]
2024.10.15
子どもの2歳時点でのスクリーンタイムと3歳時点での行動特性との関連を検討した論文が掲載
三世代コホート調査のデータを用いた、子どもの2歳時点でのスクリーンタイム (ST)※1と3歳時点での行動特性との関連を検討した論文がJournal of Public Health誌に掲載されました。 テレビやスマートフォン、タブレットなどのデジタルデバイスを視聴する時間であるSTと子どもの行動特性との関連が先行研究に[...]
2024.10.11
女性の妊娠前および妊娠中の漢方薬の使用実態に関する論文が掲載
出生三世代ゲノムコホート研究における女性の妊娠前および妊娠中の漢方薬の使用実態に関する論文がPharmacoepidemiology and Drug Safety誌に掲載されました。 中国に由来する日本の伝統医学である漢方薬は、産科を含む臨床現場で現代医学と組み合わせて広く使用されています。しかし妊娠中の漢方薬使用の[...]
2024.10.10
酸化ストレス制御において重要なKEAP1-NRF2システム遺伝子変異のがん種特異性と予後についての解析 がん個別化医療への貢献に期待【プレスリリース】
発表のポイント ・全国の6万人以上のがん患者のがん遺伝子パネル検査のデータベース(C-CATデータ)から遺伝子変異と患者予後などの治療成績を解析しました。 ・様々ながん種において、遺伝子の発現を誘導する重要な経路KEAP1-NRF2システムの特定の変異が、患者の予後不良、がんの悪性度と関連していることが明らかになりまし[...]
2024.10.01
先天緑内障の遺伝子診断の有用性を検証した論文が掲載
先天緑内障の遺伝子診断の有用性を検証した論文がJapanese Journal of Ophthalmology誌に掲載されました。 先天緑内障は、隅角という房水が流れ出る部分の発育異常により、眼圧が上昇し視神経が障害される病気で、早期に手術を検討する必要がある疾患です。わが国での発症頻度は、1~3万人に1人と推定され[...]
2024.09.27
生体の巧妙な酸化ストレス防御の仕組みを解明し論文として発表しました
発表のポイント ● 生体の恒常性を維持するKEAP1-NRF2系が酸化ストレス※1を感知する巧妙で鋭敏な機構を明らかにしました。 ● KEAP1を標的としたNRF2活性化剤は、抗酸化や抗炎症などの生体防御機能を強めるため疾患の予防や治療への応用が期待されますが、酸化ストレス応答とは異なるメカニズムで作用することを明らか[...]
2024.09.19
産後うつの生じ易さを左右する遺伝子座を特定【プレスリリース】
発表のポイント ・産後うつについてゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、8つの遺伝子座が有意に相関することを特定しました。 ・本解析では、出産回数、および、同居する家族の人数を最も影響の大きい因子と特定し、年齢とともに、この2つの要因を交絡因子としました。 ・これらの遺伝子座は、うつ病、双極症、統合失調症、注意欠如・[...]
2024.09.18
地域住民コホート調査から遺伝リスクと生活習慣の組み合わせと高尿酸血症発症に関する論文が掲載
地域住民コホート調査をもとにした高尿酸血症のポリジェニックリスクスコア(PRS)*1と生活習慣スコアの組み合わせが、高尿酸血症発症に与える影響を検討した論文がRheumatology誌(英国リウマチ学会の公式国際医学雑誌)に掲載されました。 高尿酸血症は、生活習慣だけでなく遺伝リスクも関与する疾患とされています。これま[...]