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2018.06.05
がん細胞における突然変異とその淘汰についての総説が掲載されました
がん細胞において生じた突然変異の淘汰を生物の進化と比較して研究した論文を解説した総説をバイオバンク部門の熊田和貴講師とゲノム解析部門の安田純客員教授が執筆し、Translational Cancer Research誌に掲載されました。 生物の細胞で生じる突然変異では、生存にとって有害な変異は淘汰されやすいものですが、[...]
2018.05.29
抗がん剤の重篤な副作用発現に影響を及ぼす薬物代謝酵素の遺伝的特性を解明- 5-フルオロウラシル系抗がん剤の個別化薬物療法実現へ期待 -【プレスリリース】
【発表のポイント】 ・これまで、日本人集団において、5-フルオロウラシル(5-FU)系抗がん剤による副作用発現の遺伝的個人差の原因は不明でした。 ・東北メディカル・メガバンク機構が構築した「全ゲノム*1リファレンスパネル」を活用して、5-FU系抗がん剤を生体内で分解する薬物代謝酵素 DPD の機能低下を起こす DPYD[...]
2018.05.11
世界初、遺伝子ノックアウトマウス(特定遺伝子を欠失したマウス)の全数生存帰還に成功~国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」より~
東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)山本雅之機構長率いる研究チームは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究のもと、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」にてマウスを飼育し、宇宙環境におけるほ乳類への影響を研究するミッションを行っています。 この第3回小動物飼育ミッション「宇宙ストレスにおける[...]
2018.05.02
震災において身体的外傷を受けた人は、軽度であっても心理的苦痛の程度が高い ー 七ヶ浜での研究成果
東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門の成田暁助教は、同部門の辻一郎部門長、富田博秋教授、寳澤篤教授、中谷直樹准教授、中村智洋講師、土屋菜歩講師、小暮真奈助教と共同で、七ヶ浜健康増進プロジェクト*1に関する論文、「東日本大震災における軽度身体的外傷と心理的苦痛の関連」を発表しました。 震災約1年後まで[...]
2018.05.01
当機構による多層オミックス解析の全体像を記した論文がGenes to Cells誌に掲載されました
ゲノム解析部門の小柴生造教授らは、東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査の参加者から提供頂いた試料をもとに行ってきた多層オミックス解析について、その目的・用いている手法及びその開発・解析状況とその有用性について網羅した論文を執筆し、この度、Genes to Cells誌に掲載されました。大規模なコホート調査におい[...]
2018.04.27
平田匠講師らの論説がCirculation Journal誌に掲載されました
予防医学・疫学部門 個別化予防・疫学分野の平田匠講師らが執筆した、糖代謝指標と脳卒中の発症との関連についての論説がCirculation Journal誌に掲載されました。 今回の論説は、糖代謝に関係するとして検査に用いられる値が、脳卒中の発症と関連しているかを調べた疫学研究についてまとめ、今後取り組んでいくべき研究や[...]
2018.04.17
地域こども長期健康調査をもとにした論文がAllergology Internationalに掲載されました
ToMMoでは平成24年度から平成27年度まで、宮城県内で調査参加希望のある全自治体で「地域子ども長期健康調査」を実施しました。(調査の詳細については こちら からご覧ください) この地域こども長期健康調査のうち、2014-15年に実施した調査結果をもとに、湿疹の有症ないし重症度(ISAAC*1質問票で評価)と心の健康[...]
2018.04.13
ToMMoが協力した東北大学病院などによる体外診断用医薬品開発が成功し製造販売承認を得ました
東北メディカル・メガバンク機構が協力した多施設型臨床研究「炎症性腸疾患患者におけるチオプリン関連副作用とNUDT15遺伝子多型との相関性に関する多施設共同研究(MENDEL Study)」で取り組んだ体外診断用医薬品開発が成功し、平成30年4月6日に製造販売承認が取得されました。 このプロジェクトでは、全国の炎症性腸疾[...]
2018.04.09
東日本大震災被災地域における学際研究により 津波避難訓練の有効性を実証 科学的根拠に基づく防災への取組みに向けて【プレスリリース】
東北大学災害科学国際研究所の富田博秋教授、東北メディカル・メガバンク機構の中谷直樹准教授 、大学院医学系研究科の辻一郎教授らの研究グループは、宮城県七ヶ浜町に居住する20歳以上の成人を対象にアンケート調査を実施し、2,314人分の回答から、東日本大震災より前に実施された防災の取組みと、震災直後の実際の避難行動の関係を分[...]
2018.03.09
宮城県民3万人の口腔内の健康状態【プレスリリース】
‐東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査より 94.1%の参加者に口腔内の問題があることが判明‐ 東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査の一環として、宮城県内7カ所の地域支援センターにて実施された口腔内検査の総計33,037人分について結果をまとめました。 東北メディカル・メガバンク計画におけるコホート調査[...]