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2016.08.22
児玉栄一教授らは、薬剤耐性HIV(後天性免疫不全ウイルス)に効果を示す、新薬候補の機序を国際共同研究で解明しました
児玉栄一教授(地域医療支援部門、災害科学国際研究所災害感染症学分野)は、ミズーリ大学、熊本大学、ピッツバーグ大学などとのタンパク構造解析共同研究によって、新しい抗HIV薬候補(EFdA/MK-8591)が、薬剤耐性HIV(後天性免疫不全ウイルス)に対してどのように強力な効果を維持できるのかを明らかにしました。 HIVは[...]
2016.08.18
ゲノムの違いが代謝物に与える影響の一端を解明~500人規模のメタボローム解析・ゲノム解析が明らかにする代謝の個人差と病気への感受性~【プレスリリース】
成果のポイント ○日本人のコホート調査*1において、オミックス解析*2とゲノム解析の情報を組み合わせた初めての成果。 ○コホート検体512人の血液中の37代謝物の量と、全ゲノム解読情報との関連解析の結果、5つの代謝物と5つの遺伝子多型(ミスセンス変異)の相関が得られた。 ○遺伝子変異の影響とその頻度、およびタンパク質に[...]
2016.08.10
「東日本大震災後における配偶者の慢性疾患治療と心理的苦痛リスク」についての論文がTohoku Journal of Experimental Medicine誌 に掲載されました
東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門の 中谷直樹准教授は、同部門の 中村智洋助教 及び 土屋菜歩助教、成田暁助教、辻一郎部門長、寳澤篤教授、富田博秋教授 と共同で、七ヶ浜健康増進プロジェクト*1に関する論文、「配偶者の慢性疾患治療と心理的苦痛リスク」を発表しました。本研究は、東日本大震災の沿岸部被災[...]
2016.07.15
日本人の基準ゲノム配列のデコイ配列decoyJRG v1を公開しました
東北大学東北メディカル・メガバンク機構(以下、ToMMo)は、コホート調査の参加者から提供されたDNAをもとに、長鎖読みとり型の次世代シークエンサーPacBio RS II (Pacific Bioscience社製:以下、Pac Bio)を用いて、ヒトゲノム全長の100倍に相当する3,000億塩基のシークエンシングを[...]
2016.07.12
複数の研究機関が持つゲノムデータを相互に開示せず分析する解析手法を開発~プライバシー保護データマイニング技術によるフィッシャー正確確率検定を世界で初めて実現~【プレスリリース】
日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫)と国立大学法人東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(以下、ToMMo)の三澤計治助教(バイオメディカル情報解析分野)、荻島創一准教授(バイオクリニカル情報学分野)、長﨑正朗教授(バイオメディカル情報解析分野)の研究グループは、ゲノム情[...]
2016.07.05
東北メディカル・メガバンク計画の研究デザインとその目的に関する論文を発表【プレスリリース】
東北メディカル・メガバンク計画は、東北大学東北メディカル・メガバンク機構と岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構を実施機関として、平成25年より合計15万人規模の地域住民コホート調査および三世代コホート調査等を実施しています。今回、同計画の研究デザイン及びその目的を記載した論文が、科学雑誌Journal of[...]
2016.06.28
山本雅之機構長が日本毒性学会特別賞を受賞
この度、東北大学東北メディカル・メガバンク機構 機構長 山本雅之教授(医学系研究科 医化学分野)が、日本毒性学会特別賞を受賞することが決まりました。 6月30日(木)、第43回日本毒性学会学術年会にて授賞式、そして「Keap1-Nrf2制御システムの発見による毒性学への貢献」をテーマに受賞者講演が行われます。 山本教授[...]
2016.06.27
「震災後の心理的苦痛と高血圧治療中断」についての論文がDisaster Medicine and Public Health Preparedness誌 に掲載されました
東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門の 中谷直樹准教授 は、同部門の 中村智洋助教 及び 土屋菜歩助教、成田暁助教、辻一郎部門長、寳澤篤教授、富田博秋教授 と共同で、七ヶ浜健康増進プロジェクト*1に関する論文、「東日本大震災1年後の沿岸部被災地における心理的苦痛と高血圧治療中断の関連」を発表しました[...]
2016.06.15
日本人ヒト全ゲノム解析に基づく高精度の住民ゲノム参照パネル(2,049人)から全SNV頻度情報等を公開します
東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)では、東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査に参加した、日本人の一般住民2,049人分の全ゲノムを解析、精度検証を進め、「日本人ヒト全ゲノム解析に基づく高精度の住民ゲノム参照パネル(2,049人)」(以下、2KJPN)を構築しました。 この度、2KJPNに含まれる、すべ[...]
2016.06.06
赤血球造血を支える転写因子GATA1の新たな機能調節機構‐DNA配列によって決まるGATA1の多様な結合のかたち‐【プレスリリース】
東北大学大学院医学系研究科の清水 律子(しみず りつこ)教授らのグループ(分子血液学分野)は、赤血球の分化を誘導する転写因子GATA1(ガタワン)が適切な遺伝子を適切なタイミングで発現させるメカニズムを、DNA配列の多様性の側面から解析し報告しました。 転写因子と病気との関係性の解明は、病気の早期発見や予防、新しい治療[...]