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2018.09.27
抗HIV薬の効果や副作用発現に関与する薬物代謝酵素の遺伝的特性を解明 -CYP2B6遺伝子多型に基づく個別化薬物療法の展開を視野に-
【発表のポイント】 ・薬物代謝酵素の一種であるCYP2B6*1の遺伝子多型*2は、抗ヒト免疫不全ウイルス(HIV)薬をはじめ多くの薬物代謝反応の個人差を引き起こす原因の一つと考えられています。 ・東北メディカル・メガバンク機構が構築した「全ゲノム*3リファレンスパネル」を活用して、新規7種類を含めた全40種類のCYP2[...]
2018.09.20
9,600人分のSNPアレイ/NMRメタボローム解析情報の分譲を開始しました
この度、SNPアレイ情報(一塩基多型の個人毎遺伝型)約9,000人、及びNMRメタボローム解析約600人について、新たに情報分譲の対象としました。これらのデータは、主に当機構の研究者(研究代表者 山本雅之)が受託した、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)によるゲノム医療実現推進プラットフォーム事業先端ゲノム[...]
2018.09.03
核酸クロマトグラフィーストリップを利用して医薬品の効果や副作用に関連する遺伝子多型を簡易迅速検出する方法の開発に成功しました
【成果のポイント】 • 従来から、医薬品の効果や副作用発現に関連する遺伝子多型※1を、臨床現場で簡便、迅速かつ低コストに検出できる方法が求められていました。 • 核酸クロマトグラフィーストリップ※2を利用して、90分以内に、複数遺伝子の複数遺伝子多型を同時検出する方法を開発しました。 • 遺伝子多型の検出系を構築するた[...]
2018.08.30
成田暁助教が共著者となったII型糖尿病に関する論文がJournal of Clinical Diabetes誌に掲載
予防医学・疫学部門 の成田暁助教が共著者となったII型糖尿病に関する論文がJournal of Clinical Diabetes誌に掲載されました。 本研究は、龍谷大学農学部食品栄養学科 中村保幸教授や、名古屋大学大学院医学系研究科 若井建志教授らのグループが中心となり、J-MICC(日本多施設共同コーホート研究)の[...]
2018.08.30
東北メディカル・メガバンク機構、 日本人多層オミックス参照パネル(jMorp2018) 公開したメタボローム解析情報の人数が1万人を突破【プレスリリース】
発表のポイント ・ 日本人多層オミックス参照パネル*1(jMorp)のメタボローム解析対象者数を10,719名に拡張しました。平成29年度更新時の5,093名から2倍以上に拡張し初めて1万人を超えることで、参照パネルとしてより高い信頼性が得られました。 ・ 今回新たにガスクロマトグラフ三連四重極型質量分析装置(GC-M[...]
2018.08.27
実環境下での鍵配信速度10Mbpsを超える高速量子暗号通信の実証に世界で初めて成功
東北大学東北メディカル・メガバンク機構と株式会社東芝(以下、東芝)は、東芝および東芝欧州研究所傘下のケンブリッジ研究所が開発した高速量子暗号通信技術を用いて、既設の光ファイバー回線を利用し、一ヶ月以上にわたり平均10Mbpsを超える鍵配信速度での量子暗号通信に世界で初めて成功しました。光ファイバー回線を介してデータ伝送[...]
2018.08.24
視神経障害のバイオマーカーを同定― L-アセチルカルニチンの増加が緑内障の病態進行の指標となる可能性―【プレスリリース】
【研究のポイント】 • 緑内障モデルマウス(視神経挫滅マウス)の網膜を用いてメタボローム解析を行った結果、緑内障の進行度に伴って変化する分子を同定した • 網膜神経節の細胞死に先立って網膜内の核酸塩基が減少し、複数種のリン脂質が増加することを見出した • 緑内障の進行度を予測するバイオマーカーとしてL-アセチルカルニチ[...]
2018.08.21
日本人集団の遺伝的な類縁性を確認する論文が掲載されました
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 山本雅之機構長らは、構築した「日本人全ゲノムリファレンスパネル」の1,070人分(宮城県在住者)と比較するために、岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構が収集した岩手県在住者136人分、京都大学ながはま0次コホートが収集した滋賀県在住者39人分、国立がん研究センター及び[...]
2018.08.06
アルツハイマー病の原因遺伝子を新しく同定【プレスリリース】
-マウスとヒトのデータを統合した新たな解析手法の開発- 東北大学東北メディカル・メガバンク機構ゲノム解析部門の山口由美助教は、理化学研究所生命医科学研究センター医科学数理研究チームの角田達彦チームリーダーのもと、大阪大学大学院医学研究科精神医学教室らのグループと共に、マウスとヒトのデータを統合的に解析することで、アルツ[...]
2018.07.20
ジャポニカアレイ®と2KJPNを用いた成果が発表されました
ゲノム解析部門 長﨑正朗 教授と河合洋介講師(現在は東京大学大学院医学系研究科人類遺伝学分野特任助教)は、神戸大学大学院と東京大学大学院の研究グループとともに、日本人の小児ステロイド感受性ネフローゼ症候群患者のゲノムを解析し、疾患感受性遺伝子がHLA-DR/DQ領域に存在することを見出し、小児ネフローゼ症候群の発症と最[...]