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2018.08.24
視神経障害のバイオマーカーを同定― L-アセチルカルニチンの増加が緑内障の病態進行の指標となる可能性―【プレスリリース】
【研究のポイント】 • 緑内障モデルマウス(視神経挫滅マウス)の網膜を用いてメタボローム解析を行った結果、緑内障の進行度に伴って変化する分子を同定した • 網膜神経節の細胞死に先立って網膜内の核酸塩基が減少し、複数種のリン脂質が増加することを見出した • 緑内障の進行度を予測するバイオマーカーとしてL-アセチルカルニチ[...]
2018.08.21
日本人集団の遺伝的な類縁性を確認する論文が掲載されました
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 山本雅之機構長らは、構築した「日本人全ゲノムリファレンスパネル」の1,070人分(宮城県在住者)と比較するために、岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構が収集した岩手県在住者136人分、京都大学ながはま0次コホートが収集した滋賀県在住者39人分、国立がん研究センター及び[...]
2018.08.06
アルツハイマー病の原因遺伝子を新しく同定【プレスリリース】
-マウスとヒトのデータを統合した新たな解析手法の開発- 東北大学東北メディカル・メガバンク機構ゲノム解析部門の山口由美助教は、理化学研究所生命医科学研究センター医科学数理研究チームの角田達彦チームリーダーのもと、大阪大学大学院医学研究科精神医学教室らのグループと共に、マウスとヒトのデータを統合的に解析することで、アルツ[...]
2018.07.20
ジャポニカアレイ®と2KJPNを用いた成果が発表されました
ゲノム解析部門 長﨑正朗 教授と河合洋介講師(現在は東京大学大学院医学系研究科人類遺伝学分野特任助教)は、神戸大学大学院と東京大学大学院の研究グループとともに、日本人の小児ステロイド感受性ネフローゼ症候群患者のゲノムを解析し、疾患感受性遺伝子がHLA-DR/DQ領域に存在することを見出し、小児ネフローゼ症候群の発症と最[...]
2018.07.13
田宮教授が共著の「浮きイネ」の仕組みと起源を解明した論文がScience誌に掲載されました
ゲノム解析部門の田宮元教授(リスク統計解析室長)は、東北大学大学院生命科学研究科 黒羽 剛 助教や名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 芦苅基行教授らのグループと共に、洪水で沈んでも背を伸ばして生き延びる「浮きイネ」の仕組みと起源について研究し、この度、成果が米国科学雑誌Scienceに掲載されました。 田宮教授は[...]
2018.07.02
ToMMoが協力した体外診断用医薬品の開発についての論文が掲載されました
バイオバンク部門 峯岸直子教授、ゲノム解析部門 長﨑正朗教授らが協力した、「炎症性腸疾患患者におけるチオプリン関連副作用とNUDT15遺伝子多型との相関性に関する多施設共同研究(MENDEL Study)」で取り組んだ体外診断用医薬品開発についての論文が、Journal of Gastroenterology 誌(オン[...]
2018.06.25
東北メディカル・メガバンク計画による 3.5千人分の日本人全ゲノムリファレンスパネルに X染色体とミトコンドリアゲノム情報を追加【プレスリリース】
より広範な疾患に対応、国際比較も容易に 発表のポイント ・東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)はこれまで進めてきた全ゲノム解析*1のデータ約3.5千人分をもとに、内容を大幅に拡充・更新した全ゲノムリファレンスパネル3.5KJPNv2を公開しました。 ・今回の公開にあたっては、これまでのリファレンスパネル[...]
2018.06.13
次世代医療の開発を加速! ゲノム医科学用供用スーパーコンピュータ AMED/ToMMoのシステムを拡張して全国利用体制を構築へ【プレスリリース】
【発表のポイント】 ・国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)はゲノム医療研究の推進加速のため、ToMMoに運用を委託しているスーパーコンピュータの2/3を公開・分譲区画(外部からアクセス可)となるよう更新し、AMED事業のみならず全国の研究者が利用可能とした。 ・データ及び計算・解析機能の共有(シェアリング[...]
2018.06.05
がん細胞における突然変異とその淘汰についての総説が掲載されました
がん細胞において生じた突然変異の淘汰を生物の進化と比較して研究した論文を解説した総説をバイオバンク部門の熊田和貴講師とゲノム解析部門の安田純客員教授が執筆し、Translational Cancer Research誌に掲載されました。 生物の細胞で生じる突然変異では、生存にとって有害な変異は淘汰されやすいものですが、[...]
2018.05.29
抗がん剤の重篤な副作用発現に影響を及ぼす薬物代謝酵素の遺伝的特性を解明- 5-フルオロウラシル系抗がん剤の個別化薬物療法実現へ期待 -【プレスリリース】
【発表のポイント】 ・これまで、日本人集団において、5-フルオロウラシル(5-FU)系抗がん剤による副作用発現の遺伝的個人差の原因は不明でした。 ・東北メディカル・メガバンク機構が構築した「全ゲノム*1リファレンスパネル」を活用して、5-FU系抗がん剤を生体内で分解する薬物代謝酵素 DPD の機能低下を起こす DPYD[...]