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2024.03.18
周産期うつ症状の程度の経時的なパターンと遺伝的要因を検討した論文がDepression and Anxiety誌に掲載
三世代コホート調査をもとに、周産期うつ症状の程度の経時的なパターンと遺伝的要因を検討した論文がDepression and Anxiety誌に掲載されました。 周産期うつ症状はお母さんの約20%に発症し、日常生活や育児に支障をきたすこともあります。これまでの研究では、周産期うつ症状の程度の経時的なパターンによって、原因[...]
2024.03.13
妊娠高血圧症候群と児の発達との関連に関する論文が掲載
三世代コホート調査をもとにした妊娠高血圧症候群と児の発達との関連に関する論文がActa Obstetricia et Gynecologica Scandinavica誌に掲載されました。 幼少期の発達遅延は、就学後も継続する可能性があり、早期のスクリーニングとサポートが重要と考えられます。妊娠高血圧症候群(Hyper[...]
2024.03.07
握力と脚伸展力の関連要因に関する論文がBMC Public Health誌に掲載
東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホート調査において、上肢の筋力(握力)と下肢の筋力(脚伸展力)に関連する生理学的因子に関してまとめた論文がBMC Public Health誌に掲載されました。 【目的】 上肢の筋力や下肢の筋力が様々な疾患と関連することが報告されていますが、それぞれの筋力と、腹囲や骨梁面積率、体[...]
2024.03.07
いつもの食事が血液中の脂質に反映される 一般住民4,000人の脂質濃度と食習慣との相関を解析【プレスリリース】
発表のポイント • 東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査の参加者、約4,000人分の血漿中の脂質濃度と食習慣を関連解析したところ、数十種の脂質分子と複数の食習慣との間の相関を発見しました。 • このうち、近年様々な健康効果が知られるようになってきた奇数脂肪酸の濃度を高める上で、日本人集団において乳製品摂取が有効[...]
2024.03.04
日本人における全血トランスクリプトーム解析による年齢・性別ごとの特異的遺伝子発現プロファイリングに関する論文が掲載
ヒト検体を用いたトランスクリプトーム注1法による遺伝子発現解析の有用性が広く認識されるようになってきています。なかでも血液検体は収集しやすく、また、得られる情報が多いために期待されているアプローチです。 私たちは、東北メディカル・メガバンク計画に参加している一般成人住民576名の血液検体を用いたトランスクリプトーム解析[...]
2024.03.01
日本人の飲酒行動に影響を与える遺伝的構造の解明と食道がんリスクとの関連を著した論文が掲載されました
人がどれだけお酒を飲むか(飲酒習慣や量)は、遺伝因子によっても影響を受けます。日本人を含む東アジア人集団では、お酒に弱い、またはまったく飲めない人が、全体の約4割を占めると言われています。これは主に、2型アルデヒド脱水素酵素遺伝子(aldehyde dehydrogenase 2; ALDH2)のrs671と呼ばれる箇[...]
2024.03.01
地域住民コホート調査から高血圧の危険因子と収縮期血圧の関連に関する論文が掲載
東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホート調査において、収縮期血圧(Systolic Blood Pressure:SBP)と高血圧の危険因子(年齢、Body mass index:BMI*1、喫煙、飲酒、身体活動、食塩摂取量、尿中カリウム排泄量、Gamma-glutamyl transferase:GGT*2)の[...]
2024.02.28
重症先天性心疾患の一つで主要な原因遺伝子を発見 日本人総動脈幹症患者の1/4以上を占める遺伝子変異の可能性 【プレスリリース】
発表のポイント • 日本人において頻度の高い遺伝子変異 (TMEM260 遺伝子 c.1617del) が、重症先天性心疾患の一つである総動脈幹症の主要原因であることを発見しました。 • この遺伝子変異は日本人総動脈幹症の発症原因として最大、もしくは2番目に大きく、日本人総動脈幹症患者全体の1/4以上を占めると考えられ[...]
2024.02.27
地域住民コホート調査の宮城県における詳細二次調査の研究概要を報告した論文が掲載
東北メディカル・メガバンク計画 (TMM計画) 地域住民コホート調査の宮城県における詳細二次調査の研究概要を報告した論文が、この度Journal of Epidemiology誌に掲載されました。 目的 TMM計画は、被災地を中心とした大規模コホ-ト研究を行うことで地域に貢献するとともに、次世代型医療の構築を目指すこと[...]
2024.02.26
村上 慶子講師が第34回日本疫学会奨励賞を受賞しました
2024年1月31日~2月2日に滋賀で開催された第34回日本疫学会学術総会で、予防医学・疫学部門の村上 慶子講師が日本疫学会奨励賞を受賞しました。日本疫学会奨励賞は、優れた疫学的研究を行い、将来の研究の発展を期待し得る個人に対し授与されます。 日本疫学会奨励賞 受賞課題名:出生コホート調査に基づく母児の健康に関する社会[...]