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2021.11.17
宇宙旅行によって血圧や骨の厚みが変化するしくみを解明 〜”宇宙腎”のはたらき〜【プレスリリース】
発表のポイント • 1ヶ月間の宇宙旅行から帰還したマウスの腎臓では、血圧と骨の厚さを調節する遺伝子のはたらきが変動していることを発見 • 1ヶ月間の宇宙旅行によって血液中の脂質が増えることを発見し、腎臓では余剰の脂質の代謝・排泄に関わる遺伝子が活性化していることを解明 概要 民間人だけでの宇宙旅行が成功し、人類にとって[...]
2021.11.16
臍帯血DNAメチル化情報の公開 ~胎児期の情報を集積した世界初の試み~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 妊娠期間中の胎内環境を反映する臍帯血に特有の有核赤血球のDNAメチル化情報15例分と、在胎週数別の臍帯血DNAメチル化情報92例分の統計情報を、マルチオミックスデータベース(iMETHYLとjMorp)に公開します。 ・ 東北メディカル・メガバンク計画では、これまで末梢血由来血球細胞のDNAメチル化[...]
2021.11.15
呼吸器疾患に関連する遺伝子座を同定~慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息の病因解明へ~【プレスリリース】
発表のポイント ・ コホート調査参加者2万人のゲノム解析から、日本人の気流閉塞に強く関連する遺伝子座と、成人の2型気道炎症の指標である呼気一酸化窒素濃度(FeNO)に関連する3つの遺伝子座を同定しました。 ・ 気流閉塞の遺伝的背景のプロファイルに日本人特有の傾向があることが判明しました。 ・ 成人における2型気道炎症の[...]
2021.10.01
国際バイオバンク連携によるヒト疾患リスク遺伝子アトラスを構築 日本主導型の国際メタアナリシスでゲノム情報に基づく疾患の精密分類を提案【プレスリリース】
研究成果のポイント ・バイオバンク・ジャパン18万人のゲノムデータを基に過去最大220の健康・医療データ(多因子疾患・希少疾患・バイオマーカー・服薬データ)に対する網羅的ゲノムワイド関連解析(GWAS)を実施。 ・国際バイオバンク連携によりイギリス・フィンランドのバイオバンクと計63万人のメタアナリシスを実施し、5,0[...]
2021.09.30
ゲノム・オミックス解析情報の公開データベース jMorpを拡充~「ショーケースGWAS」と薬剤感受性情報の初搭載とメタボローム解析情報の大幅拡大~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 公開データベースjMorpの収載データを大幅に拡充しました。 ・ 約6.4万人分のジェノタイプデータとアンケート調査や生理機能検査を合わせた146件の健康調査項目のゲノムワイド関連解析(GWAS)を実施し、サマリーデータ(要約統計量)を「ショーケースGWAS」として公開しました。 ・ 薬剤感受性に関[...]
2021.09.15
配偶者同士は生活も一緒、病気も一緒? 日本・オランダにおけるバイオバンクを利用した国際共同研究【プレスリリース】
発表のポイント ・ 日本(東北大学)とオランダ(フローニンゲン大学Lifelines)の公的バイオバンクを利用した一般地域住民の夫婦ペアの生活と健康の関係に関する国際共同研究の成果を論文発表しました。 ・ 日本・オランダの一般地域住民の夫婦ペア総計約3万組を対象に生活習慣、医学検査値、疾病の類似性を検討した結果、さまざ[...]
2021.09.10
産後うつは産後1年経過しても出現する ~長期的なスクリーニングやケアの体制構築の必要性~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 産後うつは、通常数か月以内に発症すると言われるが、今回の研究で、長期にわたって産後うつ症状を評価したところ、産後1年のうつ症状の有病率は、産後1か月と同じだった。 ・ 産後1年にうつ症状を呈していた者のうち、約半数は産後1か月時点ではうつ症状を呈していなかった。 ・ 妊娠中の心理的不調が、産後1か月[...]
2021.08.26
量子暗号通信技術と秘密分散技術を活用しゲノム解析データの分散保管の実証に成功 ~ゲノム研究・ゲノム医療分野における安全なデータ管理に貢献~【プレスリリース】
東北大学東北メディカル・メガバンク機構(以下、ToMMo)、株式会社東芝(以下、東芝)、東北大学病院、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)は、量子暗号通信技術と秘密分散技術を組み合わせたデータ分散保管技術を開発し、大規模ゲノム解析データを複数拠点に分散して安全にバックアップ保管する実証実験に世界で初めて成[...]
2021.08.24
ベニバナの赤色色素の謎解明に大きな進展 – カルタミンの生合成酵素を同定 -【プレスリリース】
発表のポイント ・ 謎に包まれていたベニバナのフラボノイド色素カルタミンの生合成の最終段階を司るカルタミン合成酵素の遺伝子を初めて同定し、植物に広く存在するペルオキシダーゼの仲間であることを明らかにしました。 ・ カルタミン合成酵素反応では、他のペルオキシダーゼ反応とは異なり、電子受容体として過酸化水素ではなく酸素分子[...]
2021.08.04
モバイルヘルスアプリを用いたドライアイに関する共同研究を開始 ~モバイルヘルスアプリとゲノムの融合で拓くドライアイのP4 Medicineの実現~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査参加者3,000人に対して、モバイルヘルスアプリによる調査を開始します。ゲノム情報を伴う大規模な研究でモバイルヘルスアプリを用いた眼科疾患を対象としたものは世界初とみられます。 ・ モバイルヘルスアプリでは、ドライアイに関する自覚症状だけでなく、気温・湿度[...]