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2022.02.09
新型コロナウイルスワクチンによる抗体産生 〜東北メディカル・メガバンク機構コホート調査約3千人の調査より〜【プレスリリース】
発表のポイント ・ 東北メディカル・メガバンク機構が宮城県で実施中の長期健康調査において2021年7月から11月に、約3千人に対して新型コロナウイルスの抗体検査を実施しました。 ・ 新型コロナウイルスワクチンを2回接種した翌月以降に実施された抗体検査では、ほぼ全員が抗体陽性でした。 ・ ワクチン接種回数と接種後の時間経[...]
2021.12.09
ストレス対応で宇宙環境に身体をアジャスト! 〜ストレス応答性転写因子Nrf2の宇宙における脂質代謝調節〜【プレスリリース】
発表のポイント •  国際宇宙ステーション(ISS)に約1ヶ月間滞在したマウスから微量の採血を行い、血液成分の網羅的な解析を行ったところ、血液中のリン脂質やコレステロールが上昇し、中性脂肪が低下していました。 •  各種組織の遺伝子発現量の検討では、白色脂肪組織で中性脂肪を貯蔵させる変化が、また、肝臓では血中リン脂質を[...]
2021.12.08
ゲノムリファレンスパネルとゲノム解析情報を拡充~日本人全ゲノムリファレンスパネルが14KJPNに構造多型データベースなど公開~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 1万4千人の全ゲノム解析データをもとに日本人全ゲノムリファレンスパネル*1 14KJPNを公開しました。 ・ 日本人にみられる約6万8千個のゲノム構造多型*2とその頻度情報をデータベースとして公開しました。 ・ 次世代シークエンス解析の参照配列として実用性を高めた日本人基準ゲノム配列*3の新バージョ[...]
2021.11.17
宇宙旅行によって血圧や骨の厚みが変化するしくみを解明 〜”宇宙腎”のはたらき〜【プレスリリース】
発表のポイント • 1ヶ月間の宇宙旅行から帰還したマウスの腎臓では、血圧と骨の厚さを調節する遺伝子のはたらきが変動していることを発見 • 1ヶ月間の宇宙旅行によって血液中の脂質が増えることを発見し、腎臓では余剰の脂質の代謝・排泄に関わる遺伝子が活性化していることを解明 概要 民間人だけでの宇宙旅行が成功し、人類にとって[...]
2021.11.16
臍帯血DNAメチル化情報の公開 ~胎児期の情報を集積した世界初の試み~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 妊娠期間中の胎内環境を反映する臍帯血に特有の有核赤血球のDNAメチル化情報15例分と、在胎週数別の臍帯血DNAメチル化情報92例分の統計情報を、マルチオミックスデータベース(iMETHYLとjMorp)に公開します。 ・ 東北メディカル・メガバンク計画では、これまで末梢血由来血球細胞のDNAメチル化[...]
2021.11.15
呼吸器疾患に関連する遺伝子座を同定~慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息の病因解明へ~【プレスリリース】
発表のポイント ・ コホート調査参加者2万人のゲノム解析から、日本人の気流閉塞に強く関連する遺伝子座と、成人の2型気道炎症の指標である呼気一酸化窒素濃度(FeNO)に関連する3つの遺伝子座を同定しました。 ・ 気流閉塞の遺伝的背景のプロファイルに日本人特有の傾向があることが判明しました。 ・ 成人における2型気道炎症の[...]
2021.10.01
国際バイオバンク連携によるヒト疾患リスク遺伝子アトラスを構築 日本主導型の国際メタアナリシスでゲノム情報に基づく疾患の精密分類を提案【プレスリリース】
研究成果のポイント ・バイオバンク・ジャパン18万人のゲノムデータを基に過去最大220の健康・医療データ(多因子疾患・希少疾患・バイオマーカー・服薬データ)に対する網羅的ゲノムワイド関連解析(GWAS)を実施。 ・国際バイオバンク連携によりイギリス・フィンランドのバイオバンクと計63万人のメタアナリシスを実施し、5,0[...]
2021.09.30
ゲノム・オミックス解析情報の公開データベース jMorpを拡充~「ショーケースGWAS」と薬剤感受性情報の初搭載とメタボローム解析情報の大幅拡大~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 公開データベースjMorpの収載データを大幅に拡充しました。 ・ 約6.4万人分のジェノタイプデータとアンケート調査や生理機能検査を合わせた146件の健康調査項目のゲノムワイド関連解析(GWAS)を実施し、サマリーデータ(要約統計量)を「ショーケースGWAS」として公開しました。 ・ 薬剤感受性に関[...]
2021.09.15
配偶者同士は生活も一緒、病気も一緒? 日本・オランダにおけるバイオバンクを利用した国際共同研究【プレスリリース】
発表のポイント ・ 日本(東北大学)とオランダ(フローニンゲン大学Lifelines)の公的バイオバンクを利用した一般地域住民の夫婦ペアの生活と健康の関係に関する国際共同研究の成果を論文発表しました。 ・ 日本・オランダの一般地域住民の夫婦ペア総計約3万組を対象に生活習慣、医学検査値、疾病の類似性を検討した結果、さまざ[...]
2021.09.10
産後うつは産後1年経過しても出現する ~長期的なスクリーニングやケアの体制構築の必要性~【プレスリリース】
発表のポイント ・ 産後うつは、通常数か月以内に発症すると言われるが、今回の研究で、長期にわたって産後うつ症状を評価したところ、産後1年のうつ症状の有病率は、産後1か月と同じだった。 ・ 産後1年にうつ症状を呈していた者のうち、約半数は産後1か月時点ではうつ症状を呈していなかった。 ・ 妊娠中の心理的不調が、産後1か月[...]