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2016.11.15
大気汚染物質がアトピー性皮膚炎の症状を引き起こすメカニズムを解明、Nature Immunologyに掲載【プレスリリース】
東北大学大学院医学系研究科の日高高徳医員(医化学分野・皮膚科学分野)、小林枝里助教(医化学分野)、山本雅之教授(医化学分野・東北メディカル・メガバンク機構 機構長)らは、大気汚染物質がアトピー性皮膚炎の諸症状を引き起こす仕組みの一端を解明しました。これまで、大気汚染とアトピー性皮膚炎の患者数や重症度に相関があることが知[...]
2016.11.01
脳内炎症の抑制が恐怖記憶に伴う行動異常を改善する ~心的外傷後ストレス障害の治療法開発の可能性~【プレスリリース】
東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)の富田博秋教授(メンタルヘルスケア推進室長、本務:災害科学国際研究所)と災害科学国際研究所の兪志前助教らのグループは、心的外傷後ストレス障害 (PTSD)のモデルマウスで認められる恐怖体験の記憶が持続することに伴う行動異常に伴って、脳内ミクログリア細胞において炎症に関[...]
2016.10.25
腎臓病が進行するしくみを解明〜慢性腎臓病の進行を防ぐ治療薬の開発に期待〜【プレスリリース】
東北大学の祢津昌広 助教(東北メディカル・メガバンク機構地域医療支援部門)、相馬友和 研究員(大学院医学系研究科医化学分野・現 米国ノースウエスタン大学)、鈴木教郎 准教授(大学院医学系研究科酸素医学分野)、山本雅之 教授(同医化学分野・東北メディカル・メガバンク機構長)らのグループは、腎臓が障害をうけると発生する「酸[...]
2016.10.07
酸化ストレス防御にはたらく転写因子Nrf2の量的調節機構の解明【プレスリリース】
東北大学大学院医学系研究科の鈴木隆史講師(医化学分野)、山本雅之教授(医化学分野・東北メディカル・メガバンク機構 機構長)らは、酸化ストレスなどから細胞を保護する機能を制御する転写因子であるNrf2が量的調節機構によりストレスに応答して活性化する仕組みを解明しました。 Nrf2は酸化ストレスや環境中の毒物(親電子性物質[...]
2016.08.29
日本人多層オミックス参照パネル(jMorp)を拡張 -メタボロームの解析人数が1,008人に。項目間相関情報・ペプチド情報を追加-【プレスリリース】
成果のポイント ○日本人多層オミックス参照パネル(jMorp)のメタボローム解析人数を2015年7月に発表時の501人から1,008人に拡張した。 ○解析人数が増えたことにより、さらに代謝物の分布が高精度に明らかとなり、参照パネルとしての信頼性が向上した。 ○世界で初めて、各代謝物の計測値間の相関情報を新たに公開した。[...]
2016.08.25
日本人の基準ゲノム配列(JRG)を公開【プレスリリース】
 東北大学東北メディカル・メガバンク機構(以下、ToMMo)は、コホート調査の参加者から提供されたDNAをもとに、長鎖読みとり型の次世代シークエンサーPacBio RS II (Pacific Biosciences社製)を用いて、ヒトゲノム全長の100倍に相当する3,000億塩基のシークエンシングを行い、全ゲノム解読[...]
2016.08.18
ゲノムの違いが代謝物に与える影響の一端を解明~500人規模のメタボローム解析・ゲノム解析が明らかにする代謝の個人差と病気への感受性~【プレスリリース】
成果のポイント ○日本人のコホート調査*1において、オミックス解析*2とゲノム解析の情報を組み合わせた初めての成果。 ○コホート検体512人の血液中の37代謝物の量と、全ゲノム解読情報との関連解析の結果、5つの代謝物と5つの遺伝子多型(ミスセンス変異)の相関が得られた。 ○遺伝子変異の影響とその頻度、およびタンパク質に[...]
2016.07.12
複数の研究機関が持つゲノムデータを相互に開示せず分析する解析手法を開発~プライバシー保護データマイニング技術によるフィッシャー正確確率検定を世界で初めて実現~【プレスリリース】
日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫)と国立大学法人東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(以下、ToMMo)の三澤計治助教(バイオメディカル情報解析分野)、荻島創一准教授(バイオクリニカル情報学分野)、長﨑正朗教授(バイオメディカル情報解析分野)の研究グループは、ゲノム情[...]
2016.07.05
東北メディカル・メガバンク計画の研究デザインとその目的に関する論文を発表【プレスリリース】
東北メディカル・メガバンク計画は、東北大学東北メディカル・メガバンク機構と岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構を実施機関として、平成25年より合計15万人規模の地域住民コホート調査および三世代コホート調査等を実施しています。今回、同計画の研究デザイン及びその目的を記載した論文が、科学雑誌Journal of[...]
2016.06.06
赤血球造血を支える転写因子GATA1の新たな機能調節機構‐DNA配列によって決まるGATA1の多様な結合のかたち‐【プレスリリース】
東北大学大学院医学系研究科の清水 律子(しみず りつこ)教授らのグループ(分子血液学分野)は、赤血球の分化を誘導する転写因子GATA1(ガタワン)が適切な遺伝子を適切なタイミングで発現させるメカニズムを、DNA配列の多様性の側面から解析し報告しました。 転写因子と病気との関係性の解明は、病気の早期発見や予防、新しい治療[...]