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2021.02.24
開放隅角緑内障に関係する127の遺伝的変化を発見 - 世界14カ国の大規模国際共同研究で民族集団に共通した因子に迫る -【プレスリリース】
発表のポイント ・世界14カ国の開放隅角緑内障*1患者3万人以上の遺伝情報について、ゲノムワイドメタ解析*2を行い、開放隅角緑内障に関連する127の遺伝的座位*3を同定した。 ・ヨーロッパ系民族集団の開放隅角緑内障患者に関連する多くの遺伝的座位が他の民族集団(アジア系、アフリカ系)でも一致した影響度を示した。 ・これら[...]
2021.02.09
小児発達学分野の小林 美佳学術研究員が優秀演題賞を受賞しました
第31回日本疫学会学術総会 にて、当機構予防医学・疫学部門 小児発達学分野の小林 美佳学術研究員の演題が優秀演題賞を受賞しました。当該研究は、三世代コホート調査にて集積された情報に基づき、後期早期産児の精神運動発達の長期的予後を明らかにしたものです。 後期早産とは、在胎34週0日~36週6日までの出生を定義したものです[...]
2021.02.04
医薬品による治療効果や副作用発現の個人差に関与する薬物代謝酵素CYP2C9の遺伝的特性を解明
東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)の平塚 真弘准教授(東北大学大学院薬学研究科生活習慣病治療薬学分野、未来型医療創成センター(INGEM)、東北大学病院兼任)ならびに薬学研究科大学院生の公文代 將希さん、ToMMoゲノム解析部門の木下 賢吾教授、齋藤 さかえ講師、田高 周助教、菱沼 英史助教(INGEM兼任)[...]
2021.01.29
お口の中には健康のヒントがいっぱい ~日本初の大規模口腔マイクロバイオーム解析~【プレスリリース】
発表のポイント ・1,000人規模の日本人集団で複数部位(唾液・歯垢)の口腔マイクロバイオーム*1を比較した解析結果を、日本で初めて発表しました。 ・解析結果から、唾液と歯垢の「マイクロバイオーム間のコミュニティ構造の違い*2」を明らかにし、微生物の多様度が歯周病の重症度と相関していることを示しました。 ・今回得られた[...]
2021.01.28
潜在的なシミをデジタル写真で計測する新手法 -人工知能で肌の紫外線写真を生成して色素斑を計測 -【プレスリリース】
発表のポイント ・紫外線による肌ダメージは、皮膚発癌やシミの原因です。肌ダメージを自分自身で知ることは、皮膚発癌やシミの予防になります。 ・ 肌ダメージを知るには、紫外線写真によって非侵襲的に評価する方法が有効ですが、そのための紫外線写真撮影装置は一般家庭には普及していません。また、病院・医院でも、限られた施設にしか備[...]
2021.01.27
寳澤 篤教授らの論文がJournal of EpidemiologyのPaper of the yearに選ばれました
寳澤 篤教授らが2018年11月にオンライン発表、2019年に論文誌発表した、日本人の体格指数と総死亡の関連を詳細に検討した論文がJournal of EpidemiologyのPaper of the yearに選ばれました。 Paper of the year は、日本疫学会の学会誌である Journal of E[...]
2021.01.18
常染色体劣性遺伝形式の骨系統疾患の病的バリアントの検出から保因者の頻度を推定し、日本人集団での潜在的な発症者の期待頻度を推定することに成功
骨系統疾患は希少な遺伝性疾患群であり、436種類の疾患に分類されます。疾患を持つ新生児の割合から疾患頻度を推定した報告はありますが、骨系統疾患の病的バリアントが日本人一般集団中にどれくらいの頻度で存在しているのかについては、分かっていませんでした。 菅原 準一教授、山口 由美講師、永岡 晋一医師(現:都立大塚病院産婦人[...]
2021.01.15
医薬品による治療効果や副作用発現の個人差に関与する薬物代謝酵素CYP3A4の遺伝的特性を解明
 東北大学大学院薬学研究科生活習慣病治療薬学分野の平塚 真弘准教授(東北メディカル・メガバンク機構、未来型医療創成センター(INGEM)、東北大学病院兼任)、東北メディカル・メガバンク機構ゲノム解析部門の木下 賢吾教授、齋藤 さかえ講師、三枝 大輔講師ならびに田高 周助教及びINGEMの菱沼 英史助教(東北メディカル・[...]
2021.01.14
肥満の有無を考慮した肝機能指標(ALT・GGT)の組み合わせと糖尿病有病との関連に関する論文がJournal of Epidemiology誌に掲載
予防医学・疫学部門の板橋芙美助手らが執筆した肥満の有無を考慮した肝機能指標(ALT・GGT)の組み合わせと糖尿病有病との関連に関する論文がJournal of Epidemiology誌に掲載されました。 2型糖尿病(以下糖尿病)のリスク因子として肥満が知られており、糖尿病の発症・重症化予防において肥満対策は重要とされ[...]
2021.01.13
三世代コホート調査をもとにした母親のパーソナリティと産後のボンディング障害に関する論文がJournal of Affective Disorders誌に掲載されました
予防医学・疫学部門の村上慶子講師らが執筆した母親のパーソナリティと産後のボンディング障害に関する論文がJournal of Affective Disorders誌に掲載されました。 母親のわが子に対する情緒的絆(ボンディング)の形成力の低下や欠如がみられる状態は、ボンディング障害と言われています。ボンディング障害は、[...]