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2024.01.31

災害交通医療情報学寄附研究部門 第4期中間報告会が開催されました

2023年12月25日(月)、東北大学医学部開設百周年記念ホール(星陵オーディトリアム)にて、災害交通医療情報学寄附研究部門 第4期中間報告会を開催し約100名の方々にご来場いただきました。

同部門は、鉄道や道路などの交通網と地域住民の健康との関わりの解明を研究の主目的に東日本旅客鉄道株式会社により2013年に設立され、昨年1月に開催された第3期最終報告会に引き続き、研究成果報告としての講演を行いました。

山本 雅之機構長の開会挨拶で始まり、中谷 友樹教授(環境科学研究科環境地理学分野)が「地理的に微細な都市環境と歩行量の推定」、小原 拓准教授(分子疫学分野)が「コホート参加者を対象とした防災アプリ開発の可能性」、最後に、寳澤 篤教授(個別化予防・疫学分野)が「自宅から近隣施設までの距離と各種検査データの変化について~GISを用いた断続的研究~」と題して講演を行いました。

講演後には、宮城県保健福祉部健康推進課 課長の狩野 裕一様と、仙台市健康福祉局保健衛生部健康政策課 課長の佐野 ゆり様より、講評と情報提供をいただきました。狩野様からは歩数アップにつなげるための構想を、佐野様には歩く環境づくりの重要性をお話しいただきました。

また、東日本旅客鉄道株式会社 人財戦略部 健康経営・勤労ユニット ユニットリーダー 本田 親也様よりご講評をいただきました。鉄道が、いかに地域と関わって健康づくりに貢献していけるかを強く感じ、このような研究の追跡調査も含め、長く続けていくために連携していけたら、とのお言葉をいただきました。

会場のようす。本田 親也様よりご講評いただきました。

最後に、栗山 進一教授(分子疫学分野、災害科学国際研究所長)の閉会挨拶で報告会は盛会のうちに幕を閉じました。

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