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2013.09.03

気仙沼市立本吉公民館でBLSO(産科救急の教育プログラム)を開催しました。

2013年8月10日、東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は、産科救急に携わる医療関係者に向けた教育プログラムであるBLSO( Basic Life Support in Obstetrics)を、宮城県気仙沼市立本吉公民館で開催しました。

当日は気仙沼市や南三陸町から救急救命士や保健師、助産師、看護師、医師等が集まり、周産期救急に効果的に対応するためのプログラムを履修しました。元プロボクサーでプライマリ・ケア医である、ToMMoクリニカル・フェローの川島実医師(気仙沼市立本吉病院院長)も参加しています。

気仙沼市本吉地区や南三陸町ではお産のための施設がなく、妊婦への救急対応ができる医療人の必要性が意識されていることから、ToMMoは今回のBLSOを開催しました。なお本実施は、災害時のお産に対処できる人材を育てるという災害医療対策の一面も持ちます。

ToMMoは今後もBLSOを開催し、お産に関わる可能性のある医療人の技能向上の機会を提供する予定です。また、このような教育コースを通じて、地域で活躍する医療関係者とのネットワークを醸成し、ToMMo事業全体のさらなる推進に貢献することが重要であると考えています。

BLSOの共催は気仙沼市立病院とNPO法人周生期医療支援機構(OPPIC)、後援は米日カウンシル(US-Japan Council) TOMODACHIイニシアチブでした。


ToMMoクリニカル・フェローの川島実医師。

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気仙沼市立病院
NPO法人周生期医療支援機構(OPPIC)
TOMODACHIイニシアチブ