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2022.10.21

大規模なGPSログに基づく歩行歩数の評価についての論文が掲載されました

予防医学・疫学部門の中谷直樹教授、寳澤篤教授が環境科学研究科の中谷友樹教授らとともに執筆した論文がInternational Journal of Health Geographics誌に掲載されました。

本研究では、個人の歩数データとGPSベースの移動軌跡をもとに、個人の歩行量を増加させる訪問場所の空間的特性を分析しました。その結果、個人の歩数データとGPSベースの移動軌跡の関連が示され、大規模な GPSログに基づく歩行歩数の評価が実行可能であることが示されました。本研究の方法論は、身体活動に特化した、将来の政策介入や公衆衛生対策に貢献できる可能性があります。

この研究は災害交通医療情報学寄附研究部門により実施されました。

書誌情報

タイトル:Development of a method for walking step observation based on large-scale GPS data
著者名:Shohei Nagata, Tomoki Nakaya, Tomoya Hanibuchi, Naoki Nakaya & Atsushi Hozawa
掲載誌:International Journal of Health Geographics
Published 07 September 2022
DOI:10.1186/s12942-022-00312-5