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2021.05.19

東日本大震災後の避難所アセスメントデータから見えた避難者の健康状況と物資・インフラの関連性に関する論文が米国科学雑誌Heliyonに掲載

地域医療支援部門の石井 正教授、赤石 哲也助教(論文執筆時、ToMMoクリニカル・フェロー)らの研究グループは、石巻圏合同救護チームが集計・構築したデータベースを解析し、大災害後の避難所における浄水とトイレ環境の整備の重要性を明らかにし、米国科学雑誌Heliyonに掲載されました。
本研究は、調査員の目視による各避難所の効率的なアセスメントの有用性と、浄水やトイレ環境などの復旧が遅れている避難所への早期の衛生学的介入の重要性を示唆する報告です。

書誌情報

タイトル:Restoration of clean water supply and toilet hygiene reduces infectious diseases in post-disaster evacuation shelters: A multicenter observational study
著者名:Akaishi T, Morino K, Maruyama Y, Ishibashi S, Takayama S, Abe M, Kanno T, Tadano Y, Ishii T
邦題:大災害後の避難所における浄水とトイレ環境の復旧と改善が避難者の感染性疾患におよぼす影響に関する多施設観察研究
掲載誌名:Heliyon
掲載日:14 May 2021
DOI: 10.1016/j.heliyon.2021.e07044

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