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2020.07.13

第25回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(7/21)

第25回ゲノム・オミックス連携推進セミナーを下記のとおり開催いたします。オープンなセミナーですので、どなたでもご参加いただけます。お申込みは不要です。

なお、新型コロナウイルス感染防止対策のため、消毒・換気の上で開催いたします。
ご参加いただきます際には、マスク着用等のご配慮をお願いいたします。

詳細

【日時】7月21日(火)15:00~16:15
【場所】東北メディカル・メガバンク棟 3階 大会議室
【講師】牧野 能士 先生
    東北大学大学院 生命科学研究科 進化ゲノミクス分野 教授
【演題】「疾患を引き起こす有害コピー数多型推定の進化学的アプローチ」

セミナー案内

セミナー要旨

 遺伝子のコピー数多型(Copy Number variation;CNV)の多くは害がなく中立的であると考えられるが、中には有害な影響を及ぼすものもあり、様々な疾患に関与している。CNVが原因となる疾患は、量感受性遺伝子(Dosage Sensitive Gene;DSG)の増減が主な原因であると推察される。DSGは遺伝量変化に脆弱であるため、消失や重複が起きると有害な影響をもたらす。そのため、DSGを含むCNVを持つ個体では、遺伝子量のバランスが崩れて疾患を発症する。我々は、進化学的なアプローチによりヒトゲノム中に存在するDSGを大量に推定した。本セミナーではDSGが、ダウン症候群、精神疾患、アルツハイマー病などのヒト疾患に関与している例を紹介する。

問い合わせ先

東北メディカル・メガバンク機構
ゲノムプラットフォーム連携センター 木下、田宮、櫻井
連絡先:seminar*gpc.megabank.tohoku.ac.jp
         (*を@に変えてください)

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