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2015.12.14

認定遺伝カウンセラーに遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野出身の2人が合格

ToMMoの 人材育成部門遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野(川目裕教授)では、遺伝カウンセラーの養成に取り組んでいますが、当分野の修了生2名が2015年9月に行われた試験で合格し、認定遺伝カウンセラーとなりました。認定遺伝カウンセラーは、ToMMoが推進する個別化医療等に重要な職種であり、修了生2人は大学病院等で実際に遺伝カウンセリングにあたっています。

認定遺伝カウンセラー制度は、2005年に我が国で始まった制度で、大学院の修士課程のコースとして日本で11ある専門養成課程のうちの一つを修了した後に、試験に合格することで得られる資格「認定遺伝カウンセラー」を認定しています。東北大学大学院医学系研究科も2013年度から専門の教育コースを大学院修士課程に開設していますが、今回合格した2名は第一期生にあたり、2015年3月に東北大学で初の修了者となりました。2人は認定資格取得見込みとして4月から大学病院等で勤務してきましたが、今回、晴れて認定され、今後も専門性を活かした活躍が期待されます。川目教授は今回の合格に「これからが本当のスタートなので、現場で経験を積み、自己研鑽も重ねながら、患者や家族に信頼され、寄り添える認定遺伝カウンセラーになって欲しい」と話しています。

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