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2016.10.28

妊娠高血圧症候群オントロジーに関する論文がPLoS ONE誌 に掲載されました

東北大学東北メディカル・メガバンク機構の荻島創一准教授、水野聖士助手(統合データベース室)らは、妊娠高血圧症候群オントロジーに関する論文「The Pre-Eclampsia Ontology: A Disease Ontology Representing the Domain Knowledge Specific to Pre-Eclampsia」を発表しました。
この成果は国際科学雑誌PLoS ONEに2016年10月27日付(日本時間28日)でオンライン出版されました。

■研究内容
本研究は、これまでに発表されている妊娠高血圧症候群に関連する論文から自然言語処理により知識を抽出し、妊娠高血圧症候群に関連する概念と語彙を構造化することにより、体系化した妊娠高血圧症候群オントロジー(Pre-eclampsia Ontology: PEO)を構築したものです。
妊娠高血圧症候群は、妊娠中の高血圧と尿タンパクにより定義され、さまざまな合併症を伴う、早産や母体死亡の主要な原因の一つである産科の重要な疾患です。
本研究により構築した妊娠高血圧症候群オントロジーは、妊娠高血圧症候群に関連する臨床的特徴、遺伝要因、環境要因、表現型、診療等の広い範囲の概念と語彙を構造化しており、既存のオントロジーとの相互運用も可能となっています。
この妊娠高血圧症候群オントロジーにより、患者の診療記録のテキスト等の膨大な診療情報からのデータマイニングや知識発見が可能になり、ベッドサイドからの基礎研究へ、基礎研究からベッドサイドへの橋渡しの研究に貢献することが期待されます。そして、今後、妊娠高血圧症候群オントロジーは妊娠高血圧症候群の早期発見の人工知能技術開発を支える基盤技術になると考えています。

【書誌情報】
論文題名)The Pre-Eclampsia Ontology: A Disease Ontology Representing the Domain Knowledge Specific to Pre-Eclampsia
掲載誌) PLoS ONE
著者)  Satoshi Mizuno, Soichi Ogishima, Hidekazu Nishigori, Daniel G. Jamieson, Karin Verspoor, Hiroshi Tanaka, Nobuo Yaegashi, Jun Nakaya
出版日) October 27, 2016
doi)     10.1371/journal.pone.0162828

論文題名邦訳)妊娠高血圧症候群オントロジー:妊娠高血圧症候群に特有のドメインの知識を表現する疾患オントロジー

 

 

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