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2013.10.15

第35回インシリコ・メガバンク研究会開催のお知らせ(10月16日)

第35回インシリコ・メガバンク研究会を下記のとおり行いますのでご案内いたします。今回は宮城県警科捜研・平田智士氏を講師としてお迎えし「科捜研の業務内容 -DNA型鑑定を中心に-」について講演していただきます。

日時:平成25年10月16日(水) 17:00‐18:30
場所:東北メディカル・メガバンク機構2階会議室1

演題:科捜研の業務内容 -DNA型鑑定を中心に-
講師:平田 智士 先生(宮城県警察科学捜査研究所)

・概要:近年,匿名性の高い犯罪の出現や地域社会の崩壊により目撃者からの情報を得にくくなったこと、また、裁判員制度の導入により,刑事裁判においては,従来にも増して物的証拠の必要性が高まり,DNA型鑑定等の科学技術を活用した客観的証拠の果たす役割が大きくなってきている。再審を含め,科学的証拠の信用性や証明力が問題となる事件も少なくありません。しかも,そのような証拠の果たす役割が特に大きいのは,裁判員裁判の対象となるような重大な事件である。
科学捜査の担い手は,警察庁に設置されている科学警察研究所,警視庁・道府県警察本部における科学捜査研究所や鑑識課,各警察署における鑑識係であり,犯罪捜査に携わる刑事と協力し,またはその依頼に応じて,物的証拠の追究にあたっている。
このような状況を踏まえて、科学捜査研究所の業務内容について概説し、特にDNA型鑑定について、その原理・方法等をお話ししたい。 また、東日本大震災に伴う身元確認等の警察措置についてお話したい。

 

・世話人:佐藤行人、長崎正朗