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2013.09.07

地域支援仙台センター南吉成分室が開所しました

2013年9月7日(土)、宮城県仙台市に地域支援仙台センター南吉成分室が開所しました。開所式は原信義東北大学理事(震災復興推進担当)の挨拶で始まり、各市町村の自治体関係者や保健医療関係者が出席しました。地元選出の秋葉賢也衆議院議員(厚生労働副大臣、復興副大臣)も訪れ、東北メディカル・メガバンク事業を激励しました。

ToMMoからは、コホート事業で南吉成分室が果たす役割が説明されました。仙台市での三世代コホート調査開始を約二週間後にひかえて、分室でも準備を整えています。

開所式に続く茶話会の会場にはToMMoの事業説明パネルが展示され、分室スタッフが紹介されました。あわせて内覧会も行われ、後日コホート調査で活躍する検査機器が説明されました。

南吉成分室は今後、仙台市、富谷町、大和町、大郷町、大衡村への地域支援の中心となります。

先立つ8月26日(月)には住民説明会を催しています。近隣の方へ分室についてお話しし、健康調査で用いる超音波診断装置や眼圧計など検査機器の説明を行いました。

来年4月には仙台センター本部の建物が東北大学キャンパスに完成予定ですが、分室と本部で連携し、検査機器などをさらに充実させていく予定です。ゆくゆくは東北メディカル・メガバンク事業から生まれる特許などの知的財産を扱う機能も分室に置けるように計画しています。

仙台センター長の布施昇男教授(ゲノム解析部門副部門長)は「今後長期健康調査を行い、みなさまの健康状態の把握と、病気の予防を目指したいと思います」と抱負を述べています。