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2014.07.18

【延期】第49回インシリコ・メガバンク研究会開催のお知らせ(7月25日)

第49回インシリコ・メガバンク研究会は延期となりました。今後のスケジュールにつきましては、決まり次第お知らせします。

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第49回インシリコ・メガバンク研究会を下記のとおり行いますのでご案内いたします。今回は国立遺伝学研究所 小笠原理先生を講師としてお迎えし、「遺伝子発現の進化モデル」について講演していただきます。

・日時:平成26年7月25日(金) 17:00‐18:30
・場所:東北メディカル・メガバンク棟3階小会議室2
・演題:遺伝子発現の進化モデル
・講師:小笠原 理 先生(国立遺伝学研究所)
*本講演は医学系研究科系統講義コース科目の授業として振替可能です。

・概要:遺伝子発現の進化は形態進化と分子進化をつなぐための鍵となるのではないかという仮説が1970年代から存在する。この仮説はデータを得るのが困難であったことにより長い間検証されずにきたが、ゲノムワイドな遺伝子発現量の測定法の登場と普及により、その進化的変化の研究が可能となり始めている。これまでマイクロアレイやEST, RNASeqなどを用いた観測がいくつか報告されているが、その結果の解釈は研究者によりまちまちである。その理由は遺伝子発現進化の明確なモデルが未だ存在せず、配列の分子進化モデルのアナロジーを用いて解釈が行われているためと考えられる。これまでの発現進化モデルについて概説し、これまでの観察を統一的に説明する遺伝子発現進化のモデルの構築について紹介する。

・世話人:長﨑正朗