2022.09.13

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沖縄科学技術大学院大学のSvante Paabo先生がToMMoを訪問されました

2022年9月7日（火）、沖縄科学技術大学院大学のSvante Paabo先生がToMMoを訪問されました。
Paabo先生はマックス・プランク進化人類学研究所の所長も務められ、ネアンデルタール人のゲノム解析などで世界的に知られる研究者です。

山本機構長からの概要説明のあと、スーパーコンピュータ、バイオバンクや、地域支援仙台センターと仙台子どもけんこうスクエア、シークエンス解析設備などToMMoの施設を視察いただきました。

16：00からはSvante Paabo先生によるセミナー”Archaic Genetic Contributions and how they affect us today”が開催されました。
ネアンデルタール人やデニソワ人が現生人類との分岐後に再び混交したと推察されることの遺伝的な影響と、その医学的な意味について豊富なデータを交えたご講演は、東北大学の研究者から多数の質問があり白熱したものになりました。Paabo先生はToMMoのコホート調査・バイオバンクの多様なデータに関心を示され、「非常に質の高いデータを積み上げている」とご評価いただき、協働の可能性も探っていくことが確認されました。