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2019.11.05

機構長特別補佐の伊藤貞嘉名誉教授が紫綬褒章を受章しました

当機構の発足時に地域医療支援部門長を務め、 その後東北大学理事などを歴任され、機構長特別補佐を務める伊藤貞嘉名誉教授が紫綬褒章を受章されました。紫綬褒章は11月3日付けで発令され、12月17日に伝達式が行われる予定です。

功績
内科学、特に高血圧・腎臓学の分野において、尿細管細胞の緻密班が食塩を感知して、血圧調節ホルモン(レニン)や血液濾過を調節する腎臓学にとって根源的な課題を明らかにするとともに、慢性腎臓病の微量尿蛋白が脳・心血管病の発症と深く関連する機序の解明、さらに、慢性腎臓病と高血圧の国際的臨床研究により、新たな診断・治療法を開発するなどの優れた業績を上げた。

受章後、東北メディカル・メガバンク機構に寄せたコメント
東北メディカル・メガバンク計画に関われて本当に幸せでした。緊急課題の地域医療の支援から始まり、遠い未来までを見据た事業の展開は見事です。私は設立直後に大学の理事となり直接の貢献はできませんでしたが、この事業は東北大学にとどまらない人類社会の重要事項として支援してきました。東北メディカル・メガバンク機構の活動は未来を切り開くものです。さらなる飛躍を期待しています。