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2013.02.01

第23回インシリコ・メガバンク研究会開催のお知らせ(2月8日)

第23回インシリコ・メガバンク研究会を下記のとおり行いますのでご案内いたします。今回は国立がん研究センター 加藤護先生を講師としてお迎えし、「臨床シークエンシングのための次世代シークエンサー・プラットフォーム比較とコンピュータシステムの開発」について講演していただきます。

日時:平成25年2月8日(金) 17:00‐18:30
場所:東北メディカル・メガバンク機構2階会議室1

演題:臨床シークエンシングのための次世代シークエンサー・プラットフォーム比較とコンピュータシステムの開発
講師:加藤 護 先生(国立がん研究センター)

概要:ICGC (国際がんゲノムコンソーシアム)やTCGA (がんゲノムアトラス)などの大規模プロジェクトによってがんに特異的なDNA 変異がカタログ化されているが、この成果を臨床現場とつなぐために臨床シークエンシングが実施されつつある。臨床シークエンシングとは、病院で得られた臨床サンプルを次世代シークエンサーで配列決定して、カタログと突き合わせて意味を取り、適切な抗がん剤の選択などを行う個別化医療実現のための枠組みである。国立がん研究センターでは来年度からの運用を目標に臨床シークエンシングのシステム開発を行っており、我々のユニットではシークエンスデータを処理するコンピュータシステムの開発と、Ion Torrent, HiSeq/MiSeq といったシークエンスデータの比較分析を担当している。今回のセミナーでは、現在進行中のこれらの話題について、我々の経験による各プラットフォーム・データの特徴や、適切なアルゴリズムの選択などについて論じたい。

・世話人:長﨑正朗