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2016.02.23

東北遺伝医学セミナーで福嶋義光教授が講演

2016年1月29日(金)、第12回東北遺伝医学セミナーにて福嶋義光教授(信州大学医学部附属病院遺伝子診療部/遺伝医学・予防医学講座)が講演しました。福嶋先生は、日本人類遺伝学会理事長や日本遺伝カウンセリング学会理事長を歴任され、また東北大学及び岩手医科大学が共同で設置する「遺伝情報等回付検討委員会」の委員長をされています。
講演は「ゲノム医療の診療体制と人材育成:全国遺伝子医療部門連絡会議と遺伝医学関連学会の取組」と題され、日本でゲノム医療を実現させるために必要なことや、今後あるべきゲノム医療の体制に焦点が当てられました。
福嶋先生は「ゲノム医療とは、ゲノム情報にもとづいて個々人にとって最善の医療を提供しようとする医療です。ゲノム・メディカルリサーチコーディネーター、遺伝カウンセラー、ジェネティックエキスパート、そして現在日本に1263名いる臨床遺伝専門医等が、その実現を支えることになります。去年発足したゲノム医療実現推進協議会には全省庁が関わり、ゲノム医療の実現には何が必要かが考えられるようになりました。今、ゲノム医療のネットワークが日本にできつつあります。皆さまにはぜひご支援をお願いします。」と呼びかけられました。
同日、福嶋先生は東北メディカル・メガバンク棟の次世代シークエンサーやバイオバンク、地域支援仙台センター、スーパーコンピュータを視察されました。
続く30日(土)には、日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会合同の遺伝カウンセリングロールプレイ研修会が医学部6号館で実施され、福嶋先生が講師を務められました。

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