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2015.11.16

「慢性疾患治療と無職リスクの関連」についての論文がOccupational Medicine誌に掲載されました

東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門の 中谷直樹准教授 は、同部門の 中村智洋助教 及び 土屋菜歩助教、 辻一郎部門長、寳澤篤教授、富田博秋教授 と共同で、「慢性疾患治療と無職リスクの関連」についての論文を発表しました。この成果は Occupational Medicine に11月13日付でオンライン公開されました。

■研究内容
先行研究において、慢性疾患治療者の無職リスクが高いことが報告されていますが、被災地においても同様の関連が示されました。さらに、この関連は健康状態が良い者(生活活動が活発で心理的苦痛が無い者)では示されず、健康状態が悪い者(生活活動が不活発で心理的苦痛がある者)では顕著に示されました。
今後、慢性疾患治療者の無職リスクを低減するためには、生活活動状態を高め、心理的苦痛を改善することが有効である可能性が示唆されました。

【論文名】
Unemployment risk among individuals undergoing medical treatment for chronic diseases

【論文題目邦訳】
慢性疾患治療と無職リスクの関連

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原著論文(Occupational Medicine)

Occupational Medicine

東北メディカル・メガバンク機構 予防医学・疫学部門 個別化予防・疫学分野 寳澤研究室