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2018.05.24

中国より单 广良教授らコホート研究者の皆さまが来訪しました

2018年5月23日、中国医学科学院基礎医学研究所の单 广良教授、華北理工大学の袁 聚祥教授ら中国コホート研究者7名の皆さまがToMMoを来訪されました。ご一行は田中博機構長特別補佐、長神風二特任教授よりToMMoの事業説明を受けたのち、バイオバンク室、スーパーコンピュータ室、シークエンス解析室、地域支援仙台センターをご視察され、また統合データベースdbTMMのデモンストレーションもご覧いただきました。他にも地域住民コホート室長の寳澤篤教授、三世代コホート室長の栗山進一教授と意見交換もされました。

スーパコンピュータ室にて田中博機構長特別補佐らとの集合写真

同日には「中国コホート研究の現状」をテーマにセミナーも開催されました。中国の国家医療ビックデータとPrecision Medicineプロジェクト推進委員を務める单 广良教授には中国国民健康調査現状についてお話しいただき、中国医学科学院基礎医学研究所の何 慧婧助教から中国国内のバイオバンクの現状についてお話しいただきました。
多くの民族集団がいる中国においてコホート研究を行うことの重要性、政府の支援で複数の国家プロジェクトが動いている現状、そしてコホート参加者への結果回付をケータイアプリで行う試みなどをご紹介いただきました。

質問にお答えになる单 广良教授(左)と何 慧婧助教(右)

華北理工大学前学長である袁 聚祥教授からは、北京、天津、河北省地域で行われている5万人規模のコホート研究の概要をご紹介いただきました。中国政府の一人っ子政策緩和による妊婦コホート研究の今後の展開についても言及いただきました。

袁 聚祥教授のセミナーの様子

関連リンク

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中国医学科学院基础医学研究所(中国語サイト)
華北理工大学(英語サイト)