お知らせ

記事一覧
全て
ニュース
成果
プレスリリース
イベント
2014.01.24

第21回疫学セミナーが開催されました

2014年1月23日、艮陵会館記念ホールにて、第21回疫学セミナーが開催されました。「ゲノムコホート研究とバイオバンクの展望」と題されたこのセミナーは第24回日本疫学会学術総会の一環として実施されたものです。

当日は、第24回日本疫学会学術総会会長である辻一郎教授(ToMMo地域支援センター調整室長)の開会挨拶に始まり、第1部では、エラスムス・メディカルセンター(オランダ)・Albert Hofman教授による講演"Epidemiology and ‘big science’:the prospects of of cohort studies."とUKバイオバンク(英国)広報担当者・Andrew Trehearne氏による講演”UK Biobank – a unique resource of global significance to improve the health of future generations."が行われました。

第2部では、理化学研究所統合生命医科学研究センター・久保充明副センター長による講演『オーダーメイド医療実現化プロジェクトと個別化医療・個別化予防』、国立がんセンターがん予防・検診研究センター・津金昌一郎センター長による講演『ゲノムコホートとバイオバンク:国立がん研究センターの取り組み』、東北大学災害科学国際研究所災害公衆衛生学分野・栗山進一教授(ToMMo三世代コホート室長)による講演『東北メディカル・メガバンクにおけるゲノムコホートとバイオバンク』がそれぞれ行われました。

その後、5人の講演者をコーディネーターおよびシンポジストとする総合討論が行われました。会場からはいくつかの質問・意見が提起され、活発な討論となりました。

最後に、峯岸直子ToMMoバイオバンク室長による閉会挨拶により、セミナーは盛況の裡に終了しました。