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2024.02.29

第1回バイオバンク・ネットワーク イノベーションディスカバリー フォーラム(2/26)を開催しました

2024年2月26日(月)、第1回バイオバンク・ネットワーク イノベーションディスカバリー フォーラムを開催いたしました(協賛:国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED))。バイオバンク試料・情報の利活用にご関心を持つ企業の方々を中心に会場(東京日本橋)では30名以上、オンラインでは130名以上の方々に参加いただきました。本フォーラムは、バイオバンクについての最新の情報提供と、バイオバンクと利用者の間での利活用促進をめざしたディスカッションの場を提供することを目的としています。第1部では「バイオバンクの試料・利活用への新しい試み」をテーマに松田 浩一東京大学教授(バイオバンク・ジャパン代表)と野口 憲一特任教授(東北大学 東北メディカル・メガバンク機構)に講演をいただきました。松田 浩一東京大学教授には『バイオバンクを活用した海外での創薬研究とBBJでのデータ創出の取り組み』と題し、UKバイオバンクにおける多層オミックスデータの構築や大規模オミックスデータを活用した解析研究の成果など世界でのバイオバンクに関する最新情報と、バイオバンク・ジャパンで収集しているゲノム・オミックスデータと付随する臨床情報を提供するBBJデータパッケージなどに関して講演いただきました。
続いて野口 憲一特任教授には『バイオバンク試料・情報の拡充と利活用環境整備-東北メディカル・メガバンク計画の例-』と題して最近の東北メディカル・メガバンク計画データの拡大状況や統合データベース利用支援事業者登録制度など研究支援体制の拡充、バイオバンク・ネットワークなどについて紹介いただきました。第2部では会場で参加いただいた方々と「個々の研究ニーズにあわせた利活用相談」として情報交換会と個別相談を行いました。
情報交換会ではバイオバンク利活用推進担当者と参加者のバイオバンク利活用等に関する活発なディスカッションがあり、事前にお申し込みいただいた企業の方と個別相談と合わせ、個々の研究ニーズに合ったバイオバンクの活用に関してより詳細な議論を交わすことができました。

本フォーラムとしては1回目の開催でしたが、会場、オンラインを含め多くの方々にご参加いただきとても充実した時間となりました。ご参加いただいたみなさまに改めて感謝申し上げます。2回目、3回目と継続していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

関連リンク

第1回バイオバンク・ネットワーク イノベーションディスカバリー  フォーラムを開催します(2/26)
バイオバンク・ジャパン

お問合せ先

Email: discoveryforum”AT”biobank-network.jp (“AT”の部分を@に変えてください。)
バイオバンク・ネットワーク イノベーションディスカバリー  フォーラム事務局
(東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 バイオバンク利活用・産学連携推進センター内)