お知らせ
- 2022.08.17
アクサ生命・東北大学知の創出センターと共同でスチューデントワークショップ・公開講座を開催しました（8/8-9）
2022年8月8日（月）～9日（火）、東北大学星陵キャンパスで東北大学知の創出センター×アクサ協働プログラム「個別化ヘルスケアを作るビッグデータ ～コホート・バイオバンクの利活用」を開催しました。
プログラムは、大学院生を中心に20名程度が参加した1日半に及ぶスチューデントワークショップと、50名余りが参加した公開講座で構成しました。
スチューデントワークショップは、理化学研究所生命医科学研究センター 統合ゲノミクス研究チーム チームリーダーの清田 純先生による、“個別化”や“ビッグデータ”がそもそも何か、から、医療データのみならず芸術作品にまで迫るご自身の研究の紹介にいたる講演から始まりました。そして、山本 雅之機構長によるコホート・バイオバンク構築によるデータ構築の紹介、アクサ生命の河島 鉄郎先生による個別化医療に関係した保険の現状の紹介を受け、個別化医療の実現とその実現に向けた保険の在り方をめぐり、参加者を３つのグループに分けたディスカッションが行われました。
9日の公開講座では、山本機構長の「マウスの研究からヒトの研究・宇宙の研究へ」、東京大学未来ビジョン研究センター データヘルス研究ユニット 受託研究員/ アクサ生命保険株式会社 チーフデータサイエンティストの平松 雄司先生による「コホートデータで地域社会のみらいをつくる」の二つの講演を中心に、アクサ生命保険株式会社 取締役 専務執行役員の松田 貴夫様を交えたパネルディスカッション、更にスチューデントワークショップの発表などが行われました。スチューデントワークショップの発表では、各グループの代表から、研究・医療・保険、そして社会をつなぐ新規性の高い様々な提案がされ、会場を沸かせていました。
会期中、ワークショップ参加者と講師陣による、機構内の施設視察も行われました。
ToMMoでは多様な業種の方々と連携して、個別化ヘルスケアを実現する道のりを多角的に検討していきます。
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