お知らせ
- 2022.01.13
第2回バイオバンク オープンフォーラム「個人情報保護法令の改正とバイオバンク」を開催します(2/8)
開催概要
趣旨:個人情報保護法が2年続けて改正され、特にまもなく令和4年4月に施行を迎える改正は官民一元化が行われるなど、多くのバイオバンクを運用する国立研究機関・大学にも影響が大きなものです。同改正法の令和4年春の施行を前に、倫理指針の改訂の作業なども大詰めになっています。そうした中で、バイオバンクを利活用する、運用するそれぞれの立場で、どのような準備・対応が各関係機関において必要なのか、既に実施したのか、これからなのか、具体的な状況をもとに議論する場を設けたいと思い企画しました。法令・指針を遵守しながら、より使いやすく、また、研究参加者・協力者からの信頼に応えられるバイオバンクの利活用・運用を目指していきます。
【名称】第2回バイオバンク オープンフォーラム
【テーマ】個人情報保護法令の改正とバイオバンク
【会期】令和4年2月8日(火)16:00~18:15
(なお、18:30まで、企画者と希望者による振り返りと次回への検討を行います)
【会場】ウェビナー形式で開催(Zoomウェビナー)
【主催】東北大学東北メディカル・メガバンク機構
(AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム ゲノム医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム 「ゲノム医療実現推進のためのバイオバンク利活用促進に向けたバイオバンク・ネットワーク構築と運用支援に関する研究開発」による)
【協賛】国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
【参加申込み】
下記リンク先の参加申込フォームより、事前にご登録ください。
参加申込みはこちら※ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
【参加登録締切】令和4年2月7日(月)
実際には2月8日(火)にも登録可能ですが、事前登録にご協力をお願いします。
【定員】500名
プログラム
<敬称略>
16:00 開会・企画経緯
16:10-16:30 話題提供1
「令和2・3年個人情報保護法の改正を受けた生命・医学系指針の見直しについて」
文部科学省研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室 専門職 西島維知子
16:30-16:55 話題提供2
「指針改正とバイオバンクの今後に向けて」
ナショナルセンター・バイオバンクネットワーク(NCBN)中央バイオバンク長
国立国際医療研究センターゲノム医科学プロジェクト長 徳永勝士
16:55-17:25 話題提供3
「個人情報保護法の改正と生命科学・医学系研究倫理指針の見直し」
中央大学国際情報学部教授 石井夏生利
17:25-17:40 事例共有
個人情報保護法令の改訂と各バイオバンクの対応
東京大学医科学研究所バイオバンク・ジャパン 森崎 隆幸
岡山大学病院バイオバンク 森田 瑞樹
東北メディカル・メガバンク計画 長神 風二
17:40-17:55 事例共有
企業における対応
日本製薬工業協会研究開発委員会臨床研究部会長(専門副委員長) 安達 秀樹
17:55-18:10 ディスカッション
18:10-18:15 閉会
18:15-18:30 振り返りと次回への検討
※終了後、企画者を中心とした本日の振り返りと次回に向けた検討を公開で行います。お時間許す方はご参加歓迎します。
参考 バイオバンク オープンフォーラム
バイオバンク オープンフォーラムは、2017年以来、AMED主催で9回にわたり行われてきた「バイオバンク連絡会」の成果を受けて企画されました。バイオバンク連絡会では、国内の様々なバイオバンクを運営する機関と、バイオバンクを利活用する・あるいはこれから利活用しようとしている機関が集合して、バイオバンクの構築とその利活用が促進され、多様な研究が発展するように様々な議論を重ねてきました。その中で、品質管理の重要性や、そのための共通の指標の必要性、複数のバイオバンクをまたがった利活用のあり方や可能性などが議論されてきました。現在、既に運用が開始されている「バイオバンク横断検索システム」の取組も、この連絡会における議論がもとになっているとも言えます。
そのバイオバンク連絡会を、AMED主催から、AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)の研究課題「ゲノム医療実現推進のためのバイオバンク利活用促進に向けたバイオバンク・ネットワーク構築と運用支援に関する研究開発」の主催へと衣替えし、新たなコンセプトをもとに発足したのが「バイオバンク オープンフォーラム」です。
これまでバイオバンク連絡会で培ってきた、多くのステークホルダーが一堂に会して建設的な議論を行うというスタイルはそのままに、課題の洗い出しを超えて、課題解決型の会合に向かうべく、進化していきたいと考えています。企画者が考えている大きな課題は、バイオバンクとその利活用の発展です。そして、その利活用の拡大をテーマに掲げて年に2度程度の会合と、関係するイベントや情報発信を企画していきたいと存じます。
お問合せ先
バイオバンク オープンフォーラム運営事務局
※事務局は、令和3年度研究分担機関である(一社)日本生物資源産業利用協議会(CIBER)が担当しています。
Email:biobank-openforum”AT”biobank-network.jp(“AT”の部分を@に変えてください。)
関連リンク
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一般社団法人日本生物資源産業利用協議会(CIBER)