お知らせ

記事一覧
全て
ニュース
成果
プレスリリース
イベント
2021.07.29

第1回バイオバンク オープンフォーラム「ユーザー拡大と窓口業務について考える」を開催します(8/20)

開催概要

趣旨:現在は医学系のアカデミア研究者の利用がメインとなっているバイオバンクですが、これからは理工学系研究者、企業研究者のみならずバイオ系大学院生にまでユーザーが拡大していくことが想定されます。そんな新規ユーザーが利用しやすい環境整備として、気軽に相談できる窓口機能が必要となってくるでしょう。既存のバイオバンクで、既に実際に窓口業務を工夫している機関の事例等をもとに、バイオバンク窓口強化、新規ユーザー開拓、ユーザー支援のために必要な対策について検討します。バイオバンク関係者、研究者、企業の方の多数のご参加をお待ちしております。

【名称】第1回バイオバンク オープンフォーラム
【テーマ】ユーザー拡大と窓口業務について考える
【会期】令和3年8月20日(金)16:00~18:00
 尚、18:30まで企画者と希望者によるフォローアップ「振り返りと次回への検討」を行います。
【会場】ウェビナー形式で開催(Zoomウェビナー)
【主催】東北大学東北メディカル・メガバンク機構
 (AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム  ゲノム医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム「ゲノム医療実現推進のためのバイオバンク利活用促進に向けたバイオバンク・ネットワーク構築と運用支援に関する研究開発」による)
【協賛】国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
【参加申込み】
 下記リンク先の参加申込フォームより、事前にご登録ください。
  参加申込みはこちら ※ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
【参加登録締切】令和3年8月19日(木)
 実際には8月20日にも登録可能ですが、事前登録にご協力をお願いします。
【定員】500名

プログラム

16:00  開会

16:05  企画経緯について

16:10-16:25  話題提供1
「横断検索から窓口機能へ ~検索だけでは使われない?」
東北大学未来型医療創成センター、東北メディカル・メガバンク機構
教授 荻島 創一

16:25-16:45  話題提供2
「6つのバイオバンクの窓口を一つにする」
ナショナルセンター・バイオバンクネットワーク(NCBN) 
事務局長 野入 英世

16:45-17:05  話題提供3
「産学協働による窓口機能の強化」
京都大学医学部附属病院クリニカルバイオリソースセンター 
特任病院教授 田澤 裕光

17:05-17:25  話題提供4
「『ニーズ共創型』バイオリソースセンター ~バイオリソース利活用の一つの新しい形」
神戸大学大学院医学研究科 地域社会医学・健康科学講座
バイオリソース研究・開発推進分野
特命教授 松岡 広

17:25-17:55  ディスカッション

17:55-18:00  閉会   

18:00-18:30  フォローアップ「振り返りと次回への検討」
※終了後、企画者を中心とした本日の振り返りと次回に向けた検討を公開で行います。お時間許す方はご参加歓迎します。

参考 バイオバンク オープンフォーラム

バイオバンク オープンフォーラムは、2017年以来、AMED主催で9回にわたり行われてきた「バイオバンク連絡会」の成果を受けて企画されました。バイオバンク連絡会では、国内の様々なバイオバンクを運営する機関と、バイオバンクを利活用する・あるいはこれから利活用しようとしている機関が集合して、バイオバンクの構築とその利活用が促進され、多様な研究が発展するように様々な議論を重ねてきました。その中で、品質管理の重要性や、そのための共通の指標の必要性、複数のバイオバンクをまたがった利活用のあり方や可能性などが議論されてきました。現在、既に運用が開始されている「バイオバンク横断検索システム」の取組も、この連絡会における議論がもとになっているとも言えます。
そのバイオバンク連絡会を、AMED主催から、AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)の研究課題「ゲノム医療実現推進のためのバイオバンク利活用促進に向けたバイオバンク・ネットワーク構築と運用支援に関する研究開発」の主催へと衣替えし、新たなコンセプトをもとに発足したのが「バイオバンク オープンフォーラム」です。
これまでバイオバンク連絡会で培ってきた、多くのステークホルダーが一堂に会して建設的な議論を行うというスタイルはそのままに、課題の洗い出しを超えて、課題解決型の会合に向かうべく、進化していきたいと考えています。企画者が考えている大きな課題は、バイオバンクとその利活用の発展です。そして、その利活用の拡大をテーマに掲げて年に2度程度の会合と、関係するイベントや情報発信を企画していきたいと存じます。

お問合せ先

バイオバンク オープンフォーラム運営事務局
※事務局は、令和3年度研究分担機関である(一社)日本生物資源産業利用協議会(CIBER)が担当しています。
Email:biobank-openforum”AT”biobank-network.jp(“AT”の部分を@に変えてください。)

関連リンク

一般社団法人日本生物資源産業利用協議会(CIBER)