お知らせ

記事一覧
全て
ニュース
成果
プレスリリース
イベント
2013.02.15

地域支援岩沼センター開所記念東北大学東北メディカル・メガバンク事業 公開シンポジウムを開催しました

2013年2月14日、地域支援岩沼センター開所記念 東北大学東北メディカル・メガバンク事業公開シンポジウムを開催しました。

 

同日の地域支援岩沼センター開所式後に行われたこのシンポジウムでは、東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)の地域子ども長期健康調査等が説明され、ToMMoクリニカル・フェローも紹介されました。

 

地域支援岩沼センター長の栗山進一教授(バイオバンク部門長)からは東北メディカル・メガバンク事業を説明し、地域支援岩沼センターで健康調査と健康支援を行うことを紹介しました。

 

昨年開始された地域子ども長期健康調査については、菊谷昌浩准教授(予防医学・疫学部門)が調査結果等を述べ、こころの支援に関わる富田博秋教授が災害後のPTSD等について話しました。

さらに山中千鶴臨床心理士(予防医学・疫学部門)から今後の支援についてお話しました。

 

またToMMoが実施予定の長期健康調査である地域住民コホートを寳澤篤副部門長(予防医学・疫学部門)が、三世代コホートを目時講師(地域医療支援部門)が紹介し、布施昇男副部門長(ゲノム解析部門)がToMMoの目指す次世代医療について述べました。
菅原準一教授(地域医療支援部門)からは「地域医療の復興を目指して」と題して講演がされました。
さらにToMMoクリニカル・フェローの白石成歯科医師からは、地域とのつながりを強める必要性が述べられました。

 

特別講演として、日本患者会情報センター代表の栗山真理子氏が「アレルギー患者の立場から」と題して講演し、東北メディカル・メガバンク事業への期待も語られました。

 

会場からはいくつもの質問が集まり、東北メディカル・メガバンク事業への注目の高さが伺われました。

このシンポジウムはustreamで中継されました。