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2013.01.28

中谷直樹講師(予防医学・疫学部門)が日本疫学会奨励賞を受賞しました。

中谷直樹講師(予防医学・疫学部門)が日本疫学会奨励賞を受賞し、大阪大学(大阪府吹田市)で開かれている第23回日本疫学会学術総会の中で2013年1月25日(金)、受賞講演を行いました。

中谷講師は、東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野にて携わった研究「パーソナリティとがん発症リスク・がん生命予後の関連」を長年にわたり研究を続けてきました。

宮城県コホート研究での7年間の追跡調査の分析、及び北欧の双生児コホート研究での30年間の追跡調査の分析の結果、個人のパーソナリティとがん発症リスク・がん生命予後は関連しないことを示しました。

一方、デンマーク人115万人のがん患者の男性パートナーにおいては、うつ病リスクが約40%高まることを示しました。

中谷講師の上記の一連の研究は高く評価され、今回の受賞に至りました。

中谷講師は、「これまで多くの先生方のご指導により授与されたもので感謝申し上げます。今後も東北メディカル・メガバンクの調査により、地域住民の方々に少しでも貢献するように努力したい」と話している。

関連リンク

第23回日本疫学会学術総会で中谷直樹講師(予防医学・疫学部門)が講演します(1/25)