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2017.11.17

2017年度生命科学系学会合同年次大会(ConBio2017)に出展(12/6-8)およびフォーラムを開催(12/8)します

2017年12月に、第40回日本分子生物学会年会と第90回日本生化学会大会の合同大会となる2017年度生命科学系学会合同年次大会(ConBio2017)が開催され、東北大学東北メディカル・メガバンク機構は、同大会にブース出展します(12月6~8日)。
また3日目の12月8日(金)には、フォーラム「バイオバンクのリソース活用:東北メディカル・メガバンク機構からの試料・情報の分譲」を開催します。大会に参加される際は、ぜひお立ち寄りください。

ブース出展概要

日時:12月6日(水)~8日(金) 10:00-17:00
会場:神戸ポートアイランド 神戸国際展示場 1号館1階 No.120

フォーラム

タイトル:
【3F20】バイオバンクのリソース活用:東北メディカル・メガバンク機構からの試料・情報の分譲
Exploitation of Biobank resources: Resource distribution from the Tohoku Medical Megabank Organization

会場: 第20会場(神戸国際展示場 2F 2A会議室)
オーガナイザー: 鈴木 吉也、信國 宇洋
主催:東北大学 東北メディカル・メガバンク機構

個別化医療の構築に向けた研究が盛んに行われているがバイオバンクの主な使命は個別化医療の確立に向けた研究に生体試料・情報を供給することである。
この研究において重要なことは、個人のゲノム情報・生体情報・生活情報・疾患情報等を活用し、これらの相互作用を明確にすることである。すなわち、個別化医療の確立には、大規模な個人の情報を基にした実践的な検証研究が必要不可欠である。
東北大学東北メディカル・メガバンク機構及び岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構は東日本大震災で被災した地域住民を含有した地域住民コホート及び妊婦と新生児を中心とした三世代コホートを基盤とするバイオバンクを構築している。すでに目標数である15万人のリクルートは終了しているが、試料・情報の分譲はデータクリーニングが終わったものより順次開始している。本フォーラムでは、全ゲノム情報やSNP アレイ等のゲノム解析データ、DNA 等の生体試料、および調査票情報等の当機構の有する試料・情報の利活用の実例を示しながら内容・活用・分譲体制についての理解を深めていただき、さらに次世代医療の確立に向けて議論していきたい。

プログラム:
18:45~18:50 はじめに/ 山本 雅之
18:50~18:55 東北メディカル・メガバンク機構の概要/ 鈴木 吉也 
18:55~19:20 東北メディカル・メガバンク機構の大規模ゲノムデータの紹介/ 田宮 元
19:20~19:45 東北メディカル・メガバンクのゲノムデータを活用した研究の推進
/ 徳永 勝士(東京大学医学系研究科人類遺伝学教室) 
19:45~20:10 東北メディカル・メガバンク試料を用いた多層オミックス解析
/ 清水 厚志(岩手医科大学) 
20:10~20:15 試料・情報分譲の申請手引き/信國 宇洋

関連リンク

2017年度生命科学系学会合同年次大会(ConBio2017)