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2017.07.28

乳酸菌摂取の保健効果を明らかにする共同研究を開始 ~数万人以上の規模の疫学研究で相関を解明へ~【プレスリリース】

東北大学東北メディカル・メガバンク機構(以下、東北メディカル・メガバンク機構)と株式会社ヤクルト本社(以下、ヤクルト)は、乳酸菌摂取による保健効果を明らかにすることを目的とした共同研究を実施します。

本研究では、東北メディカル・メガバンク機構が実施するコホート調査の参加者を対象に、乳酸菌飲料および発酵乳の摂取状況のアンケート調査を2017年8月1日(火)から行います。対象は東北メディカル・メガバンク機構によるコホート調査の詳細二次調査成人参加者(最大約9万人)であり、同意を得られれば、乳酸菌飲料および発酵乳の摂取状況に関するアンケート調査への回答を依頼します。このアンケートを東北メディカル・メガバンク機構が管理する疾病罹患・生理機能情報、生活習慣情報と合わせて解析することにより、乳酸菌摂取と種々の健康指標の関連を調べ、その保健効果を明らかにすることを目標としています。さらに遺伝情報やオミックス情報などを含めた総合的な解析を行うことにより、東北メディカル・メガバンク計画が目指す「個別化予防」の基盤構築にも貢献します。この共同研究は平成32年度末までの期間を予定しており、得られたデータは、東北メディカル・メガバンク計画のバイオバンクに格納され、データ整理完了後、一定の解析期間を経て、全国の研究者に分譲され、個別化医療・個別化予防の研究に有効活用される予定です。

プレスリリース詳細(PDF)

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