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2016.10.04

バイオバンクから外部機関への試料・情報分譲を開始しました

東北メディカル・メガバンク計画のバイオバンクは、外部機関に向けた試料・情報分譲を始めました。その第一号として、2016年9月8日(木)に産業技術総合研究所の瀬々潤研究チーム長ご一行が東北メディカル・メガバンク棟に来訪され、スーパーコンピュータに接続する端末からデータ分譲を受けました。瀬々研究チーム長らは大規模なデータをもとに個別化医療を推進する計算手法を開発する研究に、コホート調査で集められた調査票・検査データやゲノム情報を活用される予定で、「東北メディカル・メガバンク計画のデータは、ゲノム情報と血液検査結果、生活習慣等の調査票情報が一緒にまとまっており、貴重。さらにコホート調査が続いて数年後の疾患情報が追加されれば、情報の価値が高まるでしょう」と話しています。

なお2016年夏から血漿、血清、EBウイルス不死化細胞株が試料・情報分譲の対象に加わりました。試料・情報分譲は、それによる研究で生じた知的財産が、利用者に属する形で活用いただける仕組みになっています。今後も分譲対象の拡大など整備を進めていきます。

関連リンク

バイオバンクで分譲する試料・情報について

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