お知らせ
- 2015.06.08
ネパール中部地震におけるToMMoの活動のご紹介
2015年4月25日にネパール中部でマグニチュード7.8の地震が発生し、甚大な被害が生じています。
大きな災害の後は、感染症への対策、メンタル面での配慮が重要となります。これらの問題は、医療関係者だけではなく、各個人の注意で未然に防げる場合があります。
東北メディカル・メガバンク機構 富田博秋教授、東北大学大学院医学系研究科 賀来満夫教授らは、東北大学医学系研究科、東北大学病院、東北大学災害科学国際研究所と共同で、東日本大震災の教訓をもとに、災害後問題となるメンタルヘルスと感染症の問題に関して被災地の方々が注意するべき点を8項目ずつのメッセージにまとめました。
これをネパールから東北大学大学院情報科学研究科の乾・岡崎研究室に在籍する大学院生 Sumit Maharjan さんとそのご兄弟でネパール・カトマンズの Tribhuwan University に在籍する Sujit Maharjan さんが協力してネパール語に翻訳しました。この翻訳したメッセージは、ネパール訪問団として現地で医療救援活動中の ToMMoクリニカルフェロー の山本嘉昭医師によっても配布されている他、JICA など様々なルートでネパールの方々に利用して頂いています。
ネパールで配布中の資料