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2015.02.18

第15回倫理・法令・社会連続セミナーのご案内(3/6)

東北メディカル・メガバンク機構の事業推進にあたって懸念されるさまざまな倫理的諸問題を検討・議論するため、3月6日、下記の通り、
総合研究大学院大学 先導科学研究科 助教の標葉隆馬先生をお迎えし、
第15回「東北メディカル・メガバンク機構 倫理・法令・社会連続セミナー―新たな医療・研究・バンクの倫理へ―」を開催いたします。

 添付のポスターもご参照ください。

詳細

日時:3月6日(金)18:30~20:00 (18:15 開場)

場所:東北メディカル・メガバンク棟3階 小会議室1

講師:標葉 隆馬 先生(総合研究大学院大学 先導科学研究科 助教)

発表タイトル:「ヒトゲノム解読の現状とELSIに関する検討報告:今後のテクノロジーアセスメントに向けて」

概要:生命科学の急速な展開に伴い、生命倫理に関わる課題は拡大・深化しており、社会的合意形成が必要な問題が急増している。しかし、日本の生命倫理に関する研究規制には研究発展のためのダイナミズムが反映されておらず、機能的な政策決定からはほど遠い状態にある。その理由の一つとして、最先端の科学技術が内包する諸問題をバランスよく描き出し社会が取り組むべき課題を明確にすることによって、それに対応する政策の方向性を公正な視点から提示することを目的とした「テクノロジー・アセスメント報告」の作成が行われてこなかったことが挙げられる。
 本報告では、ヒトゲノム研究を対象としつつ、テクノロジーアセスメント報告を行うにあたり前段階として必要となる議論を行う。すなわち、ヒトゲノム解読に関するテクノロジーアセスメント報告書として含むべき課題の洗い出しと検討の具体的な事例としてゲノム情報の取り扱いに関する項目について特に焦点を絞って記述を行い、議論を喚起したいと考えている。

参加申し込み:必要なし

お問い合わせ:東北メディカル・メガバンク機構 広報・企画部門(担当:長神)
TEL:022-717-7902