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2013.05.20

地域住民コホート調査を開始しました。

2013年5月20日、東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は地域住民コホート調査を開始しました。

初日は宮城県七ヶ浜町で行われている特定健康診査の会場にお伺いして、健康診査を受診される方へ、ToMMoから地域住民コホート調査への協力をお願いします。

 

地域住民コホートについて

地域住民コホートでは、健康調査を行うことで、地域の方々の疾患の早期発見と早期受診に役立てるとともに、個人に合わせた予防や医療の開発を目的としています。
 

調査の対象は、宮城県・岩手県に住む20歳以上の方です。宮城県ではToMMoが調査を実施し、岩手県では岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構が実施します。

ToMMoは宮城県に住む20歳以上の方5万人以上にご参加いただけることを目標に、一部の健康診査会場と一部のToMMo地域支援センターで、ご協力をお願いしていきます。

この地域住民コホートを通して、ToMMoは未来の医療を切り開いていきたいと考えています。

 

なお個別化予防・医療の実現のため、調査に協力下さった方から頂いた血液などの生体試料の一部については遺伝子解析が行われ、生活習慣と遺伝子がどのように病気と関連するかを調査します。
また、血液などの生体試料及び健康に関する情報は、厳重な個人情報保護のルール(匿名化(とくめいか)等)のもと、「バイオバンク」において一括して保存・管理され、全国の研究者が活用できるようにして、さまざまな解析研究に用いられます。

このバイオバンクは、病気を防ぐ生活習慣・環境作り(個別化予防)や一人ひとりの体に適した治療法(個別化医療)の開発基盤となり医学を発展させることを目指しています。

 

2013年度は石巻市、東松島市、七ヶ浜町、山元町などの特定健康診査会場(一部)にToMMoのスタッフがお伺いして、来場された方へ地域住民コホート調査への参加をお願いします。 特定健康診査の対象でない方は、一部のToMMo地域支援センターでの調査実施を準備中です。

 

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