2013.02.13

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石巻市民フォーラム「がんばってますネ、おかあさん～母子保健医療システムの復興に向けて～」が開催されました

2月9日、石巻市民フォーラム「がんばってますネ、おかあさん～母子保健医療システムの復興に向けて～」が開催されました。
本フォーラムは、平成24年度厚生労働科学研究費補助金「震災時の妊婦・褥婦の医療・保健的課題に関する研究」班によって主催され、東北メディカル・メガバンク機構が後援するものです。

お子様づれのお母さん方も含め、約40名の方々にご参加いただきました。

震災という想像を絶する苦境をお母さん・妊婦さんがどのように頑張り、乗り越えたか、学術的に、あるいは当事者の目線から、7名の演者にご発表いただきました。
当機構からは、菅原準一教授から、震災に対して沿岸部の医療機関がどう動いたか、そして医療機関のあるべき復興の姿について、事業の説明を交えながら、発表がありました。
また、震災を乗り越えたお母さん・妊婦さんを代表して語っていただいた荒木裕美さまのお話は、被災地に産まれてきた子どもが、地域の人々に愛され、支えられ、地域とともに育っていくためにどうすべきか、当事者の目線で率直に、かつ力強くわれわれの心に訴えかけるものであり、参加者の大きな共感を呼ぶものでした。

東北メディカル・メガバンク事業が、いかにして地域の方々と結びつきを強くし、いかにして未来ある子どもをケアしていくかーケアの意味を考えさせられたフォーラムでもありました。