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2025.07.14

バイオバンクにおける家系3世代以上の試料・情報取得の有用性を訴えたCorrespondenceがNature誌に掲載

ToMMoの栗山進一教授(機構長特別補佐)、小原拓准教授らによる、家系情報付きバイオバンクの試料・情報取得を3世代以上に拡大するべき 、という趣旨のCorrespondenceがNature誌に掲載されました。本Correspondenceは、N. M. Daviesらによる2024年の同誌掲載論文 へのコメントとして掲載されたもので、元の論文において1~2世代からの試料・情報取得のみが言及されていることに対して、3世代以上を対象としたデザインの有用性を訴えたものです。遺伝学などの先行研究で3世代以上のデータを利活用することの有用性が示唆されていたこと並びにTMM計画の三世代コホートや、オランダのLifelines研究が成果を挙げていることが論拠に挙げられています。

書誌情報

タイトル: Expand biobank sampling to three or more generations
著者: Shinichi Kuriyama, Taku Obara, Jochen Mierau & Harold Snieder
掲載誌: Nature
掲載日: 2025年7月8日