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2014.07.15

未来のとうほく創造フォーラム2014『みんなのまちに最先端医療がやってくる』〜東北メディカル・メガバンク機構と地域医療の未来〜が開催されました。

 7月11日(金)、仙台市・江陽グランドホテルにて、未来のとうほくフォーラム2014『みんなのまちに最先端医療がやってくる』〜東北メディカル・メガバンク機構と地域医療の未来〜が開催されました。このシンポジウムは、仙台放送、東北大学、東北大学東北メディカル・メガバンク機構の三者の主催により開催されたものです。当日は400名を超える方々がお越しになり、会場は満席となりました。

 第1部では、まず、山本雅之 ToMMo機構長による講演「いつでもどこでも最先端医療〜東北メディカル・メガバンク機構の挑戦〜」が行われました。山本機構長は「震災時の経験を踏まえ、地域医療への支援や個別化医療・予防の研究等を行うために『東北メディカル・メガバンク計画』を提案した」とToMMo設立の経緯を説明し、続けて、遺伝子と環境と病気の関係、ゲノム・コホートやバイオバンクに関する説明、コホート調査(健康調査)の結果が参加者に回付され始めたことなど、ToMMoに関する様々な情報を一般向けに分かりやすく解説していました。

 次に、気仙沼市立病院脳神経外科長・成田徳雄氏による講演「ICT技術で高度医療へ〜気仙沼の挑戦〜」が行われました。成田氏は「東日本大震災の津波被害は『医療過疎地に起きた災害』であり、医師不足や高齢化など震災前からの医療における課題を顕在化させ、同時に、大量の医療情報喪失という事態を引き起こした。その対策のために、今後、中核病院と地域の病院のネットワークを構築し、介護や在宅医療などを支援するとともに、医療情報を電子化し、カルテのバックアップ体制を確立することが不可欠である」と語り、そのための事業として『みやぎ医療福祉ネットワーク事業(MMWIN®)』が始まっていることを参加者に伝えました。

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  第2部では、水内猛氏(元プロサッカー選手)をゲストに迎え、山本機構長(既出・ToMMo)、成田氏(既出・気仙沼市立病院)、吉田穂波氏(国立保健医療科学院生涯健康研究部主任研究官)をパネリストとして、寺田早輪子氏(仙台放送アナウンサー)の進行でパネルディスカッションが行われました。

 寺田氏と水内氏の質問をきっかけに、山本機構長、成田氏、吉田氏から「遺伝子に関する様々な知識」が語られました。続いて、山本機構長から「病気に関しては、遺伝因子を環境因子で乗り越えていくことが大切である」との見解が述べられ、成田氏からは「地域医療の未来を拓いていくためには、ICTを活用し、人的ネットワークを整備していくことが不可欠である」との見解が述べられました。さらに、吉田氏から「コホート調査が行われている、米国のフラミンガムという町では、その調査が世界で知られていることを市民が誇りを持っている。ToMMoのコホート調査も世界で知られるようになり、『TOHOKU』という地名が世界の共通語でなっていくことを期待している」との見解が述べられました。また、パネルディスカッションの途中では、仙台市科学館で展示中のToMMo展示『ATGCナノの旅』を寺田氏が訪問した模様を伝えるビデオクリップ、および、ToMMo地域支援センターにて、寺田氏が健康調査を受ける模様を伝えるビデオクリップが上映されました。

 会場の多くの参加者は、遺伝子やコホート調査の話に聞き入っている様子で、和気藹々とした雰囲気の中、プログラムは成功裡に終了しました。

20140711シンポジウムfacebook ☆DSC04251 DSC04252
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