JAXAとの共同研究で得られたメタボローム解析データを公開

ToMMoは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で実施した、第3回小動物飼育ミッションから得られた解析結果をibSLS(宇宙生命科学統合バイオバンク、Integrated Biobank for Space Life Science)として公開しています。
このibSLSに新たにメタボロームデータを追加しました。追加したデータの詳細は「宇宙生命科学統合バイオバンク「ibSLS」の公開データを大幅拡充」をご覧ください。

第3回小動物飼育ミッションの目的のひとつが、宇宙滞在したマウスによる加齢の再現実験です。宇宙では、地上での加齢のような現象(骨や筋肉の減少など)が短時間で現れるため、加齢と同様の変化を早回しで再現できると考えたのです。

ibSLSで公開した情報は宇宙滞在した“マウス”の解析結果です。これを“ヒト”の加齢の研究に応用するために、日本人多層オミックス参照パネル(jMorp)のメタボローム解析結果と比較できるようにしました。ibSLS上の個々のメタボローム情報ページに、相当するjMorpのメタボローム情報ページへのリンクが設定されています。

jMorpはコホート調査で得られた試料の解析結果をひとまとめにして公開しているデータベースです。メタボローム解析情報は2022年7月現在、ベースライン(調査参加当初)だけで4万6千人分以上、その他、数年おきの経時情報や産前産後の情報を数千人分収載しています。

宇宙での実験、大規模コホート調査、いずれも多くの労力と資金が必要な研究です。ToMMoはこういった研究から得られた成果をオープンにし、世界中の誰もが利用できるようにしています。